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長渕剛の緊急搬送報道で一気に知れ渡った主演映画の公開

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長渕剛

 23日、歌手の長渕剛が急性腎盂腎炎のため都内の病院に入院していることを、各スポーツ紙が報じた。

 各紙によると、同日、都内の劇場で長渕の20年ぶりとなる主演映画「太陽の家」(権野元監督、来年1月17日公開)の完成披露舞台あいさつが行われたが、欠席。その場でプロデューサーが説明した。
 その説明によると、長渕は今月17日に千葉・舞浜アンフィシアターで同作を先行上映する「シネマ&ライブツアー」(10か所17公演)の最終公演を開催。終了後、激しい腹痛と発熱に見舞われたのだとか。

 その後、回復の兆しがみられるどころか悪化。20日に極度の痛みと高熱を訴えたため、都内の大学病院に救急搬送。急性腎盂腎炎と診断されたというのだ。

 症状は重く全治2週間の診断。絶対安静と言われたため、この日の舞台あいさつは苦渋の決断で欠席。年内の仕事はすでに終えており、復帰は来年1月17日の同作の公開初日舞台あいさつになる見込み。
 会場には多数の長渕のファンが訪れており、欠席が発表されるとどよめきが。長渕は病床からメッセージを寄せたという。

 「公開前に先行上映するコンサートツアーは異例中の異例。そもそも、長渕作品で劇場に足を運ぶのは熱烈なファンが中心になると予想されるため、ツアーで見てしまったファンがどれほどリピーターとして劇場に足を運ぶかは微妙。おまけに、一般的に長渕の主演映画の公開が広く認知されているとは思えなかった。ところが、今回の緊急搬送は民放各局のワイドショーやネットニュースで大々的に報じられた。そのことは絶大なPR効果に。長渕本人はそうなることを望んでいなかったに違いないが、結果的に自身の健康と引き換えに、映画のプロモーションを行った」(映画業界関係者)

 初日舞台あいさつで長渕が復帰すれば、またまた大々的に報じられることになりそうだ。

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