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向井理主演ドラマ惨敗で頭を抱えるTBSの誤算

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提供:週刊実話

 “イケメン俳優”としてブレイクした向井理(34)だが、ここにきて囁かれているのが“賞味期限切れ説”。なんと、今夏放送の向井主演ドラマ『神の舌を持つ男』(TBS系)が低視聴率を記録してしまったからだ。
 「平均視聴率は9話時点で5.71%。これはあり得ない数字ですよ。フジなら御の字かもしれないが、日テレやテレ朝なら、早い段階で、即打ち切りでしたね」(テレビ関係者)

 この視聴率に頭を抱えているのがTBS幹部。実はこのドラマ、映画化連動企画だったという。
 「同ドラマの監督兼原案は『トリック』(テレ朝系)でおなじみの堤幸彦。TBSに企画を持ち込む際に、映画化とワンセットいう絶対条件が付いていたんです。ドラマを収録しながら映画も撮影する。一見、制作費的にはリーズナブルな感じがしますが…」(同)

 ところが、TBSサイドも本編のドラマがここまで視聴率が下がるとは予期していなかった。結論的には、高い出費になってしまうというのだ。
 「同じ例としては、昨年7月に放送されたEXILE・AKIRA主演『HEAT』(フジ系)がドラマ開始前から映画化を発表していたんです。でも、視聴率があまりに振るわなかったことから映画企画はお蔵入りになった。TBSもできたら映画化はなかったことにしたいはず。しかし、堤監督が首を縦に振らないでしょうね」(テレビ事情通)

 ちなみにTBSが背負い込む負債額だが…。
 「ドラマ1本の制作費は400万円。プラス映画制作費が2000万円〜。向井のギャラがドラマと映画込みで1本300万円〜。これに映画PRや劇場使用料などを含めると、興行収入は最低20億円以上ないと赤字になってしまうんです。推定赤字額は3〜10億円。今、映画上映を止められればドラマの制作費プラス映画企画料だけで済む。赤字も数千万円単位なんですが…」(TBS関係者)

 TBSの悩みは深刻だ。

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