シネマレビュー「マンマ・ミーア」

1月30日(金)、日劇1ほか全国ロードショー
配給/東宝東和

　ソフィは、小さなホテルを経営するドナの一人娘。母子家庭で育った彼女は、父親が誰かを知らない。結婚が決まった彼女は、“結婚式ではパパと一緒にヴァージン・ロードを歩きたい！”という夢を叶えるために、20年前の母の日記に恋のお相手として名前があげられていた3人に招待状を送ったのであった…。
　全世界での観客動員数が3000万人以上という大ヒットを記録したミュージカルの映画版。映画の方も日本公開前にして既にミュージカル映画史上世界ナンバーワンの興行収入を記録。

　ギリシャの小島を舞台にソフィの結婚式前日から当日までの24時間を描いており、ロケを行ったギリシャの素晴らしい景色を見ることができる。
　70年代半ばから80年代にかけて活躍したポップグループ「ABBA」の名曲で構成された明るく楽しい作品。何度でも見たくなる。

　映画版で、ドナ役を演じるのは、アカデミー賞に14回ノミネートされている大女優メリル・ストリープ。監督は、99年にロンドンで開幕した舞台版の演出を担当したフィリダ・ロイド。