search
とじる
トップ > 芸能ニュース > 【週刊テレビ時評】NHK大河ドラマ「平清盛」 3カ月ぶりに最低視聴率をさらに更新

【週刊テレビ時評】NHK大河ドラマ「平清盛」 3カ月ぶりに最低視聴率をさらに更新

 もはや、NHK大河ドラマ「平清盛」(松山ケンイチ主演/日曜日午後8時〜)の視聴率は、悪いのが日常になってしまった感がある。同ドラマはすでに、クランクアップしており、テコ入れのしようもなく、後は残った回の放送を垂れ流すだけというべきなのだろうか。

 同ドラマの11月18日放送分(第45話)の視聴率(以下すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)は、7.3%と惨たんたる数字。これまでの最低視聴率は第31話(8月5日)の7.8%で、これを更新した。この記録はもちろん、大河ドラマ史上ワーストの視聴率となる。

 第31話では裏でロンドン五輪女子マラソンの中継(22.5%)が、フジテレビ系列で放送された影響があった。今回は「世界の果てまでイッテQ!」(日曜日午後7時58分〜8時54分)の17.8%が、裏番組では最高で通常週と比べて、極端に高い数字ではなかった。ただ、テレビ朝日系列が放送した「野球 侍ジャパンマッチ2012 日本代表×キューバ代表〜第2部」(日曜日午後7時13分〜9時58分)が14.2%をマークしており、「イッテQ」と野球のダブルパンチで、「平清盛」の視聴率が悪かったもよう。

 同ドラマは第39話(10月7日)で3度目の1ケタ台(9.7%)を記録して以降、10%を超えたのは2回だけで、もはや上昇の気配はない。

 また、米倉涼子主演「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」(テレビ朝日系列/木曜日午後9時〜)第4話(15日)は17.1%で、初回から4週連続で17%を超える高い数字を維持している。

 一方、武井咲主演「東京全力少女」(日本テレビ系列/水曜日午後10時〜)第6話(14日)は5.4%で、今クールのプライム帯の民放地上波の連続ドラマでは最低の視聴率となった。番組前半部分で、「2014 FIFAワールドカップブラジル〜アジア地区最終予選 オマーン×日本」(テレビ朝日系列/午後8時26分〜10時30分)=30.9%=と重なったのも、低視聴率の一因と思われる。
(坂本太郎)

関連記事


芸能ニュース→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

芸能ニュース→

もっと見る→

注目タグ