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不祥事が相次ぐTBSに突然の“曙光” 映画『のぼうの城』が大ヒットの兆し

 今年に入って、TBSはまったくついていない。年初から視聴率4位が続き、テコ入れ策として4月に“2人に1人”という大人事を断行。だが、その効果は出ず、いまだに“振り向けばテレビ東京”という状況。
 事故や不祥事も相次いでいる。10月23日放送の中居正広司会『火曜曲』では、SMAPコンサートをAKB48の大島優子らが密着というときに、画面が突然切れ、数分間静止画像が流れるという前代未聞の事故が起きた。
 また『MONSTERS』の収録したテープを紛失し、撮り直すという事件もあった。
 さらにテレビ番組に“出演待ち”だった巨大蛇が逃げ出したことがある。『アオハタ』という2メートル級の大蛇で毒はもっていないが、社員は緊張の日々を送らされた。
 「TBSテレビの石原俊爾社長は、視聴率がよくないことにくわえ、予想しないハプニングが続いたせいか体調を崩して入院、会見を武田信二専務にまかせた。夏前にも制作局長が体を壊して役職を外れている。重要幹部が連続して病魔に襲われたため、お祓いが必要と局内には重い空気が流れています」(制作会社社長)

 そんなTBSに、最近、朗報が舞い込んだ。同局が製作幹事社である映画『のぼうの城』が大ヒットの兆しを見せている。
 同映画はTBS60周年記念映画として、'11年9月17日から公開される予定だった。しかし、大震災のあとで、水攻めシーンが多いため、今秋に延期されたのだ。お蔵入りを案じる向きも少なくなかったが、興収40億円も期待できるヒットとなっている。
 「興収40億円なら、配収20億円がTBSなどの製作委員会に入る。それを出資比率に応じてリクープ(回収)する仕組みになっている。TBSは全製作費の半分は出資しており、最低でも推定10億円は入ると見ていい」(映画事情通)

 TBSの中間決算('13年3月期)は連結最終で約60億円の赤字を出した。これを映画の収益が補填する結果になりそうだ。
 だが、いまのTBSは問題山積で喜ぶのは一時だけ。これからも“茨の道”が続くのはたしかだ。

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