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ゼロワンMAX 対新日本プロレス抗争激化! 田中将斗VS金本浩二のタイトル戦が濃厚に

 ゼロワンMAXが新日本プロレスとの抗戦意思を強めている。6日の東京・JCBホール大会では、世界ヘビー級王者の田中将斗が中西学の挑戦を退け、ゼロワンの至宝流出を死守。V4とともに対抗戦での団体の窮地を救い、弾丸戦士が13日の新日プロ後楽園ホール大会への殴り込みに弾みをつけた。

 この日、3月に東京ドームシティー内にオープンした「JCBホール」でプロレスこけら落とし興行を開催したゼロワン。年始から抗争を繰り広げている新日プロとの全面対抗戦を行い、ゼロワンの2勝3敗で迎えたメーンで田中が新日プロの“野人”中西を迎え撃った。
 戦前に予告していた通り、田中はエンドレスの弾丸エルボーで野人の肉体をエグッた。ゴングとともにエルボーで奇襲をかけ、JCBホール2階席からのダイビングボディープレス。序盤からエンジン全開で攻め立てたが、一気に野人を沈めることはできなかった。
 強烈なヘラクレスカッターを食らってあわや3カウントを献上しかけたが、そこから底力をみせる。中西のマッケンローを受け止めるや、意地のスライディングD4連発。なんとか世界ヘビー級のベルトと、全面対抗戦の星を3勝3敗の五分にして、団体の牙城を死守した。
 試合後は13日の新日プロ後楽園大会で激突する金本浩二と一触即発。この日、日高郁人を下した金本から同タイトル戦を要求されたことに「ベルト懸けてもええ」とし「メーンを用意しとけや」と即座に呼応してみせた。
 弾丸戦士が野人狩りで13日の新日プロ殴り込みに勢いをつけたことで、今後両団体の威信を懸けた闘いは激化の一途をたどりそうだ。

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