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またまた難役で主演する松山ケンイチ

 人気コミックを映画化した「珍遊記」(来年2月27日公開)で主演をつとめるのが俳優の松山ケンイチだ。

 同作は90年から週刊少年ジャンプに連載され、累計400万部を記録した人気ギャグ漫画の実写化。松山がおならで人を吹き飛ばしたり、ほぼ全裸で堂々と街を練り歩く場面もあるという。もともと原作のファンだそうで、「しばらくの間、僕を裸にしてくれる作品がなかったので、受けさせていただきました。自分としては良く脱げた方だと思う」とコメントしているというのだが…。

 「最近ではすっかりふっ切れてしまい、自分のやりたい作品ばかりを選ぶようになってしまった。原作がコミックの作品ではバッシングも覚悟しなければならないが、今の松山はメンタルが強いので大丈夫か」(映画関係者)

 01年にHORIPRO×Boon×PARCOの共同企画・ホリプロ男性オーディション「New Style Audition」で1万6,572人の応募者の中からグランプリを受賞し芸能界入り。02年にドラマ「ごくせん(第1シリーズ)」(日本テレビ)で俳優デビューし、04年に映画「ウイニング・パス」で初主演。06年に映画「デスノート」と「デスノート the Last name」でL役を演じ、その演技力から“カメレオン俳優”として注目を浴びた。

 その後、数々の主演作をこなし、12年にはNHKの大河ドラマ「平清盛」で主演をつとめたが大コケしてしまった。

 「視聴率が伸び悩んだころはかなり落ち込んでいた松山だが、いつしかふっ切れてしまった。以後、作品を慎重に選ぶようになったが、今年の7月クールの連ドラ『ど根性ガエル』(日本テレビ)など、人気コミックを実写化した、ある意味難役を好むようになった」(テレビ関係者)

 11年に結婚した女優の小雪との間には3人の子供に恵まれている松山。凹んでいるヒマはなさそうだ。

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