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36歳男、結婚詐欺で37歳女性から約2000万円だまし取った疑い「結婚するつもりなかった」に怒りの声

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 “自分と結婚できる”と思い込んでいた女性から約700万円をだまし取ったとして、広島県福山市の介護福祉士・36歳の男が詐欺の疑いで逮捕された。

 警察によると、男は過去に同じ職場で働いていた37歳の女性が“自分と結婚できる”と思い込んでいることにつけ込み、「バイクの購入費が盗まれた」などと嘘をついて今年5月に女性から約700万円をだまし取った疑いが持たれている。男は警察の取り調べに「間違いない」「結婚するつもりはありませんでした」と容疑を認めているという。警察は、男が女性から総額2000万円以上をだまし取っていたとみて余罪を追及している。

 ネット上では、事件を起こした男に批判の声が上がっている。「詐欺師は極刑でいい。騙す人がいるから騙される人がいる」「介護福祉士じゃなくてただの詐欺師でしょ!」「最初からだまそうと思ってたね、金額が大き過ぎる」などの意見も。また、「イケメンに騙されたか…女の人37才だもんなー、悲惨すぎる」といった被害者女性に同情の声もあった。

 たびたび問題となる結婚詐欺だが、過去には“卓越”とも言える演出力で複数の女性をだました例もある。

 昨年2月、交際していた女性2人から現金をだまし取るなどして、大阪府警が詐欺容疑などで自称自動車販売業・32歳の男を逮捕した。被害金額は合計およそ4000万円。被害者女性はいずれも高学歴の女性医師だった。インターネット上にある会員制の「合コンサイト」で、男とは“独身の医師”として知り合ったという。男は高級外車やブランド品に囲まれた派手な生活ぶりを演出し、偽造した医師免許を見せて信用させ、「一緒にクリニックを経営しよう」などと持ち掛けていたようだ。

 一昨年11月、被害者女性の1人は親族も招かずに “2人だけの結婚式”も挙げている。しかし、入籍もしていないため法的には独身のまま。女性が疑念を募らせていたある日、男にそそのかされて自宅金庫に貯金していた現金1500万円がまるまる消えていたことに気付く。男の信用は一気に失墜し、翌月には同居を解消。女性が府警泉大津署に相談し捜査が開始された。その後、男は過去にもう1人の女医から多額の借り入れをしていただけでなく、本命と思われるキャバクラ勤務の“彼女”がいたことも判明。このホステスの女性も男と共犯していた可能性が高いとして同署に逮捕された。彼女と計画し実行していたのなら、巧妙とはいえ実に非情な行為といえるだろう。

 結婚詐欺は基本的に“お金”を目的としているが、結婚をほのめかす保険金詐欺の事件では死者が出ている。いずれも結婚をチラつかせた悪質な手口であり、絶対に許されない事件と言える。

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