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参院選に出馬する“タレント候補”の裏プロフィール(4)敏いとう(国民新党)

 「最後にやりたいのが政治だった」と出馬会見で歌手デビュー前からの政治家になる夢を抱いていたことを明かしたのが、国民新党から比例区で出馬するコーラスグループ「敏いとうとハッピー&ブルー」のリーダーで作曲家の敏いとう氏。しかし、周囲からは同バンドのヒット曲ではないが「よせばいいのに」という声が一斉にあがっているという。

 敏は青山学院大学経済学部、日本大学農獣医学部獣医学科を卒業後、作曲家の故・遠藤実氏の愛犬を診察したのがきっかけで芸能界入り。芸名の敏いとうとは、本名の「伊藤敏」を逆さまにして名付けられた。
 71年にグループを結成し、74年に「わたし祈ってます」が大ヒット。以後、「星降る街角」、「よせばいいのに」と大ヒットを連発。91年に所属事務所と金銭トラブルで失踪騒動を起こし、一時は活動休止状態に追い込まれたが、96年に再結成。メンバーの入れ替わりはあったが、現在まで敏氏がリーダーとして活動している。
 周囲が危惧しているのは、業界では広く知られている敏氏と暴力団の関係だ。
 「芸能界屈指の武闘派。昔はフランク・シナトラのボディーガードをしていたり、既に亡くなった、広域暴力団の親分に可愛がれていた。ヤクザとトラブルになり経営する店にダンプで突入されたこともある。それらの“武勇伝”は事欠かない」(週刊誌記者)
 さらに、女性関係など過去のスキャンダルが一気に噴出しないかも関係者の悩みの種だとか。
 「89年に3度目の結婚をしたが、その1年後に週刊誌で過去に2000人以上の外国人女性と関係を持ったと告白した。付き人が週刊誌誌上で敏氏から暴行を受けたことなどを告白。最近では、週刊誌でかつてのバンド仲間が敏氏からギャラをピンハネされたことを暴露した」(同)
 今回は敏氏が師とあおぐ遠藤氏が同党の亀井静香代表と親しかった縁での出馬。
 出馬会見で敏氏が国民新党の党歌を作る構想を披露すると、亀井氏は「おれが歌うよ」とノリノリ。
 気を良くしたのか敏氏は「愛人もいっぱいいます」と“リップサービス”したが、「警察出身の亀井静香の秘書が、敏氏に『暴力団とのことだけは口にするな』と念を押したとようだ」(永田町関係者)というからそっち系のネタは封印された。
 4月20日、若者の街・渋谷で初の街頭演説に臨んだ敏氏は、夫婦別姓について「女房、子供が一つになるため違う名前を付けてはいけない。別姓になると日本がだめになる」と力説したが、演説の予定時間1時間のうち、マイクを握ったのはわずか3分。「40点。じきに慣れていきたい」と自己採点していたが、「当選する可能性は限りなく低い」(同)というだけに、厳しい選挙戦となりそうだ。

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