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東西をつなぐ漆黒の地下道「びっくりガード」

 池袋の心霊スポットとして多くの人が挙げるのが、「びっくりガード」だろう。正式名称を「都道池袋架道橋」という、池袋の東口と西口を結ぶ地下道路だが、なぜここが心霊スポットなのかというと、見通しが悪いために事故が絶えず、幽霊の目撃証言が数多く残っているからだ。

 とはいえ、心霊スポットではあるものの、びっくりガードという変わった名称は幽霊がいわれではない。かつて馬車が公道を走っていた頃、この地下道を通過していたところ、電車が通ると馬がびっくりしてしまうので、この名前になったという(諸説あり)。

 かつて池袋に住んでいたことのある筆者は、何度もこのびっくりガードを徒歩で通ったことがある。車や歩行者だけではなく自転車も通行ができるこの地下道は、東口から西口に抜ける際にとても便利なのだ。しかし、照明はかなり古ぼけており、おまけになんと言っても長い。深夜になれば酔っぱらいや、いかにも怪しい風体の人も増えることから、そちらのほうが幽霊以上に怖いと思ったことが何度もある。

 車で通る場合、池袋駅周辺の混雑でイライラしているドライバーが多いのか、びっくりガードではスピードを一気に上げる人が多い。出入り口付近で白バイが待機していることが多いものの、ガード内では取り締まりができないため、無法地帯と化しているのだ。

 びっくりガードが存在している限り、この一帯に平穏は訪れない気さえする。

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