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タコが人間界を支配する日は来るのか?

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画像はイメージです。

 今年4月、ニュージーランドの水族館で世界初となる「タコのカメラマン」が誕生した。

 水槽内にカメラが設置してあり人が集まるとタコ自身がカメラへ近づきシャッターを押してくれるという。

 タコがどこまでカメラについて認識しているのかはわからないが、カメラの操作自体はすぐに覚えたようで水族館内で高い人気を呼んでいるという。

 タコはビンの中に閉じ込められてもフタを開けて逃げてしまうなど高い知能指数を持つことは広く知られており、また2010年に話題になったワールドカップの結果を予言する「パウルくん」など超能力に近い不思議な能力を持っている個体もおり「タコがもう少し長生きできれば地球を支配する存在になる」と断言する研究者も多いという。

 それだけ人間に近い存在ということだが、実は日本には非常に人間に近いタコが千葉県で捕獲されたという記録が残っている。

 明治18年(1885年)7月3日の「東京絵入新聞」には頭部が人間の頭のような「章魚人形(たこにんぎょう)」なる怪物が捕獲された記事が掲載されている。

 記事によると千葉県の木更津沖において漁師の勘右衛門という人物が下ろした網を引き上げた際に奇妙なタコが引っかかっているのを発見。大きさは約1mの大物で人間の上半身にタコの足が生えていたという。上半身に腕はなく、まさにタコ人間といった風体だ。

 章魚人形は捕獲後、品川の富豪が木更津まで行き高値で買い取られその後の消息は不明だという。

 章魚人形の正体は未だ持って不明だが水死した人間の魂がタコに乗り移った説がある。また津波などの水難で海に飲み込まれた村の近くでは人間の髪の毛が絡まった状態のタコが釣られることがあるという。これはタコが人間の死肉を食べることがあるということであり、人間を食べたタコが人間に精神を乗っ取られることは本当にあるのかもしない。

文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
参照:「本当にいる日本の未知生物案内」(山口敏太郎著)

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