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小塚桃子ゴルフ連載(18)第三部・100を切るゴルフ実践編「バンカーの攻略法(1)」

 1月も中旬ですね。寒い日が続くので「ゴルフはお休み」という方も多いのではないでしょうか。寒い中、無理してプレーをしても怪我が怖いので、暖かくなるまでオフ。そんな時は、この連載を通じてイメージトレーニングしてみては如何でしょうか。

 さて、今回から2回に分けてバンカー編。早速、本題に入っていきましょう。

 バンカーと言ってもアゴが高い、低いでは対処法が全く異なります。まずはアゴが低いバンカーの場合。ここでは自分の得意クラブを使用します。そこで、フェアウェイと同じ様に打つ。バンカーである事を過剰に反応しないのが最大のコツです。

 問題はアゴが高い方−−。ここではバンカーを無視して普通に打つとボールは低めに上がり、脱け出せません。

 やはり、ここでは真上にボールを上げる事が重要。そうなると、サンドウェッジを使い、しかもかなり開いた状態で打ちます。そうすると、飛距離は出ませんが、ボールは真上に飛びバンカーから脱け出すことができます。アゴが高いバンカーは真上に打たなくてはいけません。その為、番手の大きいフェアウェイウッドや7番や6番で打つと、アゴに当たって、抜け出せない。サンドウェッジを使用するのは、繰り返しますが、そういう理由からなのです。

 「かなり開く」というのは、グリップそのものを開く事を意味します。ただ、開いた状態で打つとボールは右へ飛ぶ傾向があります。フェースを開いた場合、身体は極端に左を向く事。クラブが開いているので、そのまま打つと真っ直ぐ飛びます。身体が開いた分だけ体を逆方向にする…アゴの高さによって開き具合、向き具合も変わります。つまり、アゴが凄い急斜の時は身体をマックスに開く事になります。

 100切りを目指しているプレーヤーにとってはスコアが気になります。バンカーショットであっても飛距離を稼ぎたい。その気持ちは分かりますが、「二兎を追うものは一兎をも得ず」。ここは 距離をどうこうでは無く、バンカーからボールを出す事、それもグリーンに向かって打ちやすい場所に落とす事だけに専念して下さい。

 もっとも、フェードを開くと距離が3分の1〜5分の1に留まり、飛びません。力まない様に緩んで打つと却ってマイナス。全く飛ばず、最悪の時はアゴに当たって「終了〜」となってしまいます。ここでは一も二も無くフルショットで挑む事をお勧めします。

 又、急斜面の出口付近にボールが突き刺さった時…いわゆる「目玉」になった場合は、度胸一番。思い切りが大事になります。こうなった時は、どうしようもないので、(私だったら)6番か7番を短く持って、思い切り「ドン」と打つ。ハマれば「サーっ」と流れる様に脱出しますが、ハマらないときは「コロコロ」とバンカーを転げ落ちます。

 一見、バンカーの一番深いところまで落ちる事に嘆息しそうですが、これは違う。経験すれば分かりますが、急斜面でトライするより、バンカーの底でリスタートした方が段違いで楽。妙にスコアを意識するよりも一歩下がって冷静にコースマネジメントしましょう。どうであれ、ここではフルショット、フルスイングです。

 最後によくある質問ですが、バンカーの位置について一般的な解説をします。基本はグリーン周りに多くあります。ここのバンカーはアゴが高い傾向が強い。一方、フェアウェイの途中に見受けられるバンカーは浅く、ここではバンカーだと思って打ってはいけません。

小塚桃子オフィシャルブログ「季節はずれのももリンダ」 http://ameblo.jp/koduka-momoko/ 

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