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NHK『超常現象ファイル』に芸能評論家・肥留間正明が喝!

 最近、「NHKらしくない」と評判になっているのが毎週土曜日に放送されている『超常現象ファイル』だ。

 妖怪や幽霊の存在有無からUFO、宇宙人に関する問題など、唯物志向(思考とも言えるが…)の同局にとっては、かつてない試み。正味20分程度の短い番組ではあるが、とても濃密な番組なのだ。

 その司会を務めるのは女優・栗山千明。彼女をキャスティングした真意は定かではないが、『死国』『鴨川ホルモー』といった超常系に数多く出演している。

 本格派女優として活躍している栗山だが意外なハマり役が超常モノだった訳だ。

 その「らしくない」番組についてこの度、『「超常現象ファイル」は本当か−ナビゲーター・栗山千明の守護霊インタビュー』(幸福の科学出版)という“検証本”が発売。栗山と番組プロデューサーの守護霊を招霊し、番組の舞台裏を徹底解剖した。

 同書を読破した芸能評論家・肥留間正明氏は『「超常現象〜」』を受け、独自の見解を披露。番組、栗山共に「仕事としてでは無く、本当に超常現象は存在するという意識を持つ事が肝要だ」と次の様に感想を語った。

 NHKは1兆円産業です。最近はいい番組を作っているとは思います。又、栗山も『超常現象ファイル』を上手にこなしている。

 栗山に関しては演技も上手いし、美人だし、しっかりしているが、これでは面白くない。100点ではないですが80〜90点、実はこの高得点が女優としての幅を逆に狭めていると考えてしまう。

 完璧すぎてつまらない。局にとっては、素晴らしいかもしれませんが、超現象を信じて番組を楽しみにしている人は物足らない。女優とは「可もなく不可も無く演じればいい」というものではありません。遊びが無いと通り一遍の演技になる。

 私は『超現象ファイル』というか超常現象はこの世にあるものだと思っている。超常現象はあるのです。栗山も「超常現象はある」という視点で司会進行しなければいけない。

 実際、『「超常現象ファイル〜」』で守護霊が語っていましたが、守護霊レベルでは超常現象は肯定的。あくまで番組制作上の為、仕方なく番組の趣旨に迎合している、と。

 結局、NHKとしては限界なのか、最終的には「超常現象は科学的根拠が無い」という打ち消し論で終わっている。非常に悲しいですね。

 超常現象に科学的根拠など必要ある訳ないでしょ。会長が変わりNHKが面白い番組作りを始めた事は評価します。ただ、これだったらもっと徹底してもらいたい。

 この時代に「超常現象なんてウソだ」という視聴者を探す方がかえって難しい。「国民の声」を大事にするなら「今に即した国民の声」を活かすべきだと思います。

 栗山も然り。局が「昔の常識に縛られるのならMCがもっと弾けなければ」と思いますよね。

 民放が壊滅状態で現状、NHKが一人勝ち…だからこそ挑戦できる幅は広がるハズ。マスターベーションでは無い本当に面白い番組とは何かを今以上、真剣に考え、実行したら歴史に残る番組になるでしょう。

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