search
とじる
トップ > 社会 > 酔った自衛隊員が西明石駅で暴れるも、駅員に組み伏せられる

酔った自衛隊員が西明石駅で暴れるも、駅員に組み伏せられる

 兵庫県警明石署は12月10日、JR西明石駅(同県明石市)の駅員を殴るなどしたとして、暴行容疑で、自衛隊大阪地方協力本部阿倍野出張所(大阪府大阪市阿倍野区)広報官の男性1等陸曹(45=兵庫県西宮市)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は、同日午前1時20分頃、JR西明石駅構内で男性駅員(24)の顔や腹を殴ったり、蹴ったりしたとしている。

 同署によると、男は大阪市内で同僚と酒を飲んだ後、帰宅するため電車に乗ったが、降りる駅を寝過ごしてしまい、終点の西明石駅で下車。

 男が改札を乗り越えて外に出たため駅員が呼び止めると、男は駅員に殴る蹴るなどの暴行を加え、走って逃げようとしたが、駅員が反撃。背後から取り押さえると、柔道のケサ固めのような形で男を組み伏せ、警察に突き出した。

 この駅員は柔道初段で黒帯をもっており、社内にあるクラブに所属し、大会などにも出場しているという。

 警察の調べに対して、男は容疑を認めており、「むかっときて殴りました」などと幼稚な供述をしている。

 自衛隊大阪地方協力本部長の大塚裕治陸将補は「隊員が逮捕され、誠に遺憾。事実関係を確認して適切に対処するとともに、再発防止に努める」とコメントした。

 自衛隊員が酔って駅員に暴行をはたらくなど、言語道断だが、腕力で駅員に負けてしまうのはなんとも情けない。ケンカを売った相手が悪かったということか…。
(蔵元英二)

関連記事


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ