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『なつぞら』に、「スカッとジャパン見た気分」の声? 主人公が叱責され視聴者の“イライラ”解消

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広瀬すず

 NHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』の第123話が21日に放送された。19日から放送されている第21週は「なつよ、新しい命を迎えよ」というタイトルとなっている。

 この日は、なつ(広瀬すず)が産休前最後の仕事をするというストーリー。赤ちゃんの生後6週間で仕事に復帰することを決めているなつだが、一久(中川大志)のためにも子どもを早くに預けることを決め、社会福祉事務所に相談するも――という展開が描かれた。

 16日放送の第119話で妊娠が発覚したなつ。一度は契約社員に雇用形態を変えられそうになり、アニメーター全員で抗議をした結果、作画監督というポジションを与えられることになったが、視聴者からは不満の声が聞かれていたという。

 「なつといえば、これまで周囲の助けによってアニメーターとなったり、生活を送ってきたこともあり、以前から顰蹙(ひんしゅく)を買っていました。この日の放送でも、これまで周囲の社員からサポートし続けてもらったなつが、後輩アニメーターの『時間がないのにムダなことはしたくない』という発言に『だったら、アニメーションなんてやめなさい。私たちは、子どもの想像力と戦わなければいけないのよ』と叱り飛ばすシーンがありましたが、視聴者からは『自分は周囲に甘えっぱなしだったのに後輩叱るのは違和感あるな』『アニメーターとしてのシーンが飛ばされすぎてなんでなつがこんなに偉そうにアニメを語れるか分からない』といった声が不満が集まっていました」(ドラマライター)

 しかし、第123話で声優の田中真弓が演じた社会福祉事務所職員のある一言が視聴者からの反響を呼んでいるという。

 「作中、なつは保育園を探して社会福祉事務所を訪れるのですが、最初親身に相談を聞いてくれた職員(田中)は、なつが生活のためではなく、『働きたい』という理由で保育園を探していることを知ると、『子どもを犠牲にしてもですか?』『生活のために共働きしなければならない人のために保育所が存在してるんです。それを勘違いしてませんか?』と叱責。なつは落ち込んでしまいました。今でこそ、『好きな仕事をするために保育園に預ける』という価値観は受け入れられているものの、この時代としては当然の感覚。周囲に甘やかされ、ようやく『子どもを犠牲にしている』ということに気付いたなつに、視聴者からは『スカッとジャパン見てる気になったわ』『ようやくなつに現実突きつけてくれる人が出てきた』『みんな甘やかすばっかりだからスカッとした』と事務所職員の指摘に納得する声が噴出する事態となってしまいました」(同)

 なつの好感度はますます下がってしまっているようだ――。

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