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【オリックス】ルーキー山岡泰輔が3連勝!“宿敵”西武に3年ぶりの勝ち越し

▽2日 オリックス 4-2 埼玉西武(京セラD)
オリックス13勝9敗 観衆 24,591人

オリックスは初回、西武の先発多和田から、ロメロのタイムリーで先制すると、2回に同点に追いつかれるも、その裏、2死から安達、伊藤、西野、大城の4連打で2点差に広げる。6回には3番手平井から伊藤の5号ソロホームランで追加点。投げては先発の山岡が悪いながらも、要所を締めるピッチングで6回まで投げると、7回は黒木が1失点を喫したが、8回は近藤、9回は平野といった勝利の方程式で西武打線を振り切った。首位ソフトバンクが勝利したため、オリックスが優勝する可能性は完全消滅したが、長年の“宿敵”西武への勝ち越しは3年ぶりとあって、球場に集まったファンは溜飲を下げた。山岡は3連勝で7勝目(8敗)。二桁勝利も射程範囲に入ってきた。

■福良淳一監督 一問一答

ーー山岡は悪いなりにもよく抑えた?
「そうですね。悪いなりにもゲームを作ってくれましたね」
ーー監督が感じられる成長はどの辺?
「やっぱり狙い球を絞られても、そこを上手くというのはありますよね」
ーー使える球種が豊富というのもある?
「それもありますよね。でも使えないボールが一個あっても、まだ山岡の場合はありますからね。きょうはチェンジアップがちょっと使えなかったかなというのはあったんですけど、スライダーとカットボールを使ってですね」
ーー多彩な球種でクリーンナップを抑えるというのも大きかったと思うが?
「そうですね。クリーンナップを機能させなかったですね。それは大きかったんじゃないですか」
ーー下位打線が繋がると…
「そうですね。下位が頑張ってくれましたね」
ーー西野も状態は上がって来てるように感じるが?
「一時期に比べたら全然いいんじゃないですか」
ーー数字上、きょうで優勝の可能性がなくなったが?
「もうひとつひとつ勝っていくだけです」

■選手談話

山岡泰輔投手
※先発6回、4安打、1失点の内容
「(西武打線は)この前より振れてました。逆にチェンジアップを振ってくれなかったので、それを上手く見せてスライダーとカットボールで抑えられればと。きょうはホームランを打たれなかったのが一番良かったと思う。2回続けてルーキー相手に0(封)はない。狙い球も変えてくるだろうと思ったし、気持ちの整理はついていたのでそれが良かったんじゃないですかね。(秋山を抑えているが?)西武の軸は秋山さんなので、秋山さんも秋山さんの前後も塁に出さないように意識してます。(二桁勝利を狙う?)そういうことは考えず、残り試合が少ないので1試合でも多く勝っていきたいですね」

ステフェン・ロメロ選手
※初回2死1塁からライトへ先制タイムリーツーベース
「詰まった当たりだったけど、いいところに落ちてくれたね。大城がよく走ってくれた」

西野真弘選手
※2回2死1・2塁からセンターへ勝ち越しタイムリーヒット
「安達さんと光さんがつないでくれたので、“なんとか自分も”という気持ちでした。追いつかれた直後に勝ち越すことができてよかったです!」

大城 滉二選手
※2回2死1・2塁からレフトへタイムリーヒット
「いい形でうしろにつなぐことだけ考えていました。タイムリーになってくれてよかったです!」

取材・文・写真 / どら増田(オリックス番ライター)

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