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「勝負にならない」オリックス“鬼の”福良監督 11四死球の投手陣に呆れ顔

▽9日 オリックス 4-8 埼玉西武(京セラD)
オリックス9勝7敗 観衆21,679人

 3連勝中のオリックスは2回、中島の第7号ソロ本塁打で先制する。しかし、5月19日の日本ハム戦(札幌D)以来、今季2度目の先発となる山田が踏ん張れず、3回に2失点を許すと4回に二者連続で四球を与えたところで福良監督は山田を諦める。山田の後を継いだ2番手の山崎福も制球に苦しみ、マレーロのエラーなども重なりこの回も2失点を喫してしまう。

 3点差をつけられたオリックスだが、4回裏に西武の先発、岡本の攻略に成功。ロメロ、小谷野、中島、小島の4連打で3得点をあげ一気に追いつき、今季無敗の岡本をマウンドから引きずり降ろすも、二死満塁の場面で登板した2番手、武隈にT-岡田が三振。勝ち越しのチャンスを逃す。

 5回も続投した山崎福は簡単に二者を打ち取るが、金子侑のサードゴロを小谷野が悪送球。その後、秋山、源田、浅村が襲いかかり、三者連続タイムリーで再び勝ち越しを許し万事休す。

 投手陣が今季最多の11四死球と制球に苦しんだオリックスの連勝は「3」でストップした。敗戦投手は山崎福で4敗(2勝)。

■オリックス福良淳一監督 一問一答

ーー3点差を追いつきましたが?

「でも、四死球ナンボですか?」

ーー11です。

「勝負にならないでしょ。それだったら」

ーー先発の山田も逃げているような、もう少しバッターに向かって行く姿勢があれば…

「勝負出来てないですよね」

ーー相手打線が強力だというのもわかるのですが…

「どことやっても一緒でしょう。自分の自信あるボールを投げないと。そこは。どこが相手でも。投げるところ(機会)がなくなってきますよね。せっかくのチャンスですからね。やられるのは全然問題ないんですけどね。逃げてたらどうしようもないですよね」

ーー打つほうで(4回の)満塁のところでTが選べたらというのはありますか?

「まぁそうでしょうね(苦笑)。あそこで追い越していたらまた違う展開になったかもしれないですけど。いつも言うように追いつくまでは行くんですけどね。追い越さないことには…」

ーーきょうは守備のミスもありましたが、四球の多さが敗因?

「そこでしょう。今日は」

■オリックス先発、山田修義選手の降板後談話 (先発3回0/3、4安打、4失点の内容)

「早いイニングに降板してしまい、試合を作ることができず、チームに申し訳ないです」

取材・文・写真 / どら増田(オリックス番ライター)

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