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「Hサイトの罠」掛かるのはネット初心者の証拠?

 会社のパソコンから出会い系や暴力的な表現を含むサイトにアクセスしようとして、ブロックされたという経験はありませんか?

 これは、企業や家庭、学校などで不適切なサイトを表示させないシステム「フィルタリング」を導入している証拠です。
 もし、フィルタリングされている気配が無くても「ラッキー!」と喜ぶのは早いです。システム管理者がこっそりログを保管、監視している可能性が無いとは言い切れません。

■アダルト、出会い系サイトはウイルスの宝庫

 社内でフィルタリングや監視を行う理由は、社員の作業効率が落ちるのを防止する以外にも、会社のネットワークを保護する目的もあります。

 「駄目だと分かっていても仕事中についつい見てしまう」の代表格であるアダルトサイト、出会い系サイトはウイルスやスパイウェアの宝庫です。パソコン一台がウイルス感染するだけでも痛手なのに、それがネットワーク全体に広がったり、スパイウェアによって重要なパスワードが筒抜けになってしまうとなると、被害はどれほど拡大するのか想像もつきません。

 「会社PC危ない! アダルトサイト詐欺急増、衝撃の手口 (1/2ページ) - MSN産経ニュース」(http://sankei.jp.msn.com/economy/it/100906/its1009062103000-n1.htm)では、会社からアダルトサイト閲覧中に起きたあるトラブルを紹介しています。

 デスクトップ上に入会金の振込みを促すアダルト画像が表示されたままになってしまい、振り込んでも消えないというものです。アダルト画像の表示を止めるための「×」マークが無い! となると、パソコン初心者は目の前が真っ白になりそうです。しかし、ツイッターや2ちゃんねるなどでは

 「×マークが無くてもタスクマネージャーから消せる」
 「監視されてる可能性を考えない馬鹿」
 「百万歩譲って会社でアダルトサイトを見たくなったとしても、ファイルを実行するのは駄目すぎる」
 「人はそうやってパソコンの使い方を覚えていくのに」

 などの、厳しい声が多いようです。

■アダルト系詐欺はネット初心者を狙っている

 元の記事によると、相談窓口に助けを求める人の多くは中年サラリーマン。仕事用のソフトは使いこなせても、ネットのトラブルには疎いのかもしれません。そして恐らく犯人も、そんなライトユーザー層をターゲットにしているのでしょう。

 ネット上の脅威からパソコンを守るためには、知識を身につけるのが一番です。けれど学ぶ場所は会社の外にしておくべきでしょう。ある日突然、アダルトサイトの閲覧ログを盾に解雇されるケースは現在、決して珍しくはありません。(荒井)

【参照】非モテタイムズ
http://himo2.jp/

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