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『過保護のカホコSP』、視聴率10%超で大絶賛 “過干渉”“婿いびり”には疑問の声

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高畑充希

 2017年7月期に放送された連続ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)の続編に当たるスペシャル版『過保護のカホコ 2018〜ラブ&ドリーム〜』(同)が19日に放送された。

 高畑充希が主人公の加穂子を演じ、加穂子を過保護に育てた母親・泉を黒木瞳、加穂子の夫・初を竹内涼真が演じた本作。連ドラ時は全話の平均視聴率が11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で最高視聴率も14.0%と上々。今回のスペシャル版も10.9%と2ケタ視聴率をマークした。

 今回の放送では過保護から卒業したはずの加穂子と、竹内演じる初が結婚してから1年後の光景が描かれた。加穂子の家事は上達せず、母親に家事を手伝ってもらうという甘えぶりを披露。初はアルバイト生活のまま画家を目指し、親族にもそれぞれトラブルが発生するというストーリーが展開された。紆余曲折あったものの、最終的には加穂子が双子を出産。さらに家族がにぎやかになることを匂わせるようなラストシーンだった。

 連ドラ時からのファンも多く、放送終了後には「高畑充希と竹内涼真じゃなきゃ演じきれなかったと思う!良いコンビ!」「こういう幸せなドラマがゴールデン帯にやってるとほっこりする」「スペシャルじゃなくて連ドラで続編を見たい」などと絶賛する声が集まっていたが、一方では、「自分の親を見てるようで見てられなくなった」「家事を教えるんじゃなくて自分でどんどんやっちゃう母親、自分の親みたい」と相変わらずの過保護っぷりに呆れる声も見受けられた。

 「実は『自分の親と重なる』といった声は連ドラ時にも噴出していました。『毒親』というのは大げさですが、過保護というより過干渉な母親が存在し、それに対し子が反論できないという親子像は現代に多く、本作での描写は決して大げさなものではなかったようです。ドラマのテーマの選び方としては正解でしたが、中には『過干渉ぶりが自分と重なって苦しくなった』『自分の問題のように感じて楽しめなくて見るのやめた』といった声もちらほら聞かれました」(ドラマライター)

 また、アルバイトで画家を目指し、就職しようとしなかった初に対する泉の当たりの強さも疑問視されているという。

 「序盤、泉が初に対し、『芸術家崩れ』『叶いもしない夢を追いかけて』などとイヤミをさく裂させ、初がその物言いにカチンときた表情を見せたシーンがありました。しかし、加穂子も働いており、2人は祖父の家に住んでいる。たとえアルバイト生活だとしても夫婦は最低限の生活を営むことができています。そのため視聴者からは、『これ、男女逆で妻が姑に言われたら即離婚レベルの発言だよね』『ただの婿いびりじゃん。自分の父親と同居してくれてるのに』などと呆れる声も集まっていました」(同)

 とはいえ、全体的には上々の評判を集めた本作。『過保護のカホコ 2019』制作にも期待がかかっているが、果たして実現するのだろうか――。

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