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宇宙人か、それとも人型UMAだったのか? 道路に出現した「青く光る謎の人影」!

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画像はイメージです。

 1958年、アメリカで奇妙な生物に関する目撃証言が出た。ミシガン州の田舎道を自動車で通りかかった人物が、奇妙な青く光る人らしき姿を目撃したのだ。その人影は、人間より遙かに小さいように見え、また遮る物など無いにもかかわらず、急に姿を消してしまったようにも見えた。驚いた彼は車を止め、青い小人がいたと思われた場所を探したが、証拠を見つける事は出来なかった。

 同様の「青い人」は周辺で頻繁に目撃されるようになる。ある人は3メートルもの青い巨人を見たと証言し、別の人物は60センチ程度しかなかったと証言した。また別の人物は、普通の人間より遙かに速く走って車と併走した、と証言していた。

 警察はこれらの目撃証言を重く見て捜査を開始した。すると、程なくして地元の三人の若者が、自分達がいたずらで「青い人」の騒ぎを起こしていたと名乗り出た。記事の写真は、彼らが扮していた「青い人」の姿である。点滅するライトを着けたヘルメットを仕込んだマスクを造り、アンダーウェアや手袋、長靴を身に着け、全身を青色で塗って、田舎道を走行する車を見つけると、タイミングを見計らって道路の脇に現れ、追いかけるなどしたのである。

 驚いた運転手がその場に戻っても、何の証拠も見つけられなかったのは、協力者がいたからだった。周囲を監視する一人と、車を運転するもう一人とが協力し、「青い人」に扮した一人が車を驚かせた後、素早く路肩に停めてあった協力者の車のトランクに乗り込んで現場を離れたため、目撃者らは「青い人」の痕跡を何も見つける事が出来なかったのだ。

 彼らは、少なくとも数週間に渡ってこのイタズラを行ったと告白。重大な事故が起きる可能性もあったとして、警察は彼らに厳重注意をしたことで騒動は収束に向かったという。

文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所

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