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安室がNHKに出した紅白出場のための難条件

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安室奈美恵 公式サイトより

 おおみそかの「第68回NHK紅白歌合戦」への出場をめぐり、決断が注目されている、来年9月16日での引退を発表している安室奈美恵だが、安室がNHK側に出していた出演のための条件を、発売中の「フラッシュ」(光文社)が報じている。

 安室といえば、独占インタビューしたNHKの特別番組「安室奈美恵 告白」が23日に放送された。視聴率は9・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、同時間帯の前4週平均の視聴率は関東地区で4・8%だったことから、4・3ポイントアップ。世間の関心の高さをうかがわせていた。

 また、総合司会のウッチャンナンチャン内村光良は27日に同局で会見。98年に企画ユニット「ポケットビスケッツ」のメンバーとして出場した際の思い出として、感極まって歌えなくなった安室を挙げ、「また(安室を)見たいですけど、何も知らされてない。NHKさんが頑張ってると思います。また立ち会えたら、それは素晴らしいことだと思います」とラブコールを送っていた。

 そんな中、同誌によると、安室はNHKに対し、いくつかの条件を突きつけたのだとか。

 まずは、来年のツアーが本当のラストのため、演出で「最後の(紅白)出演」や「引退」を強調しないこと。さらに、歌唱曲について、NHKとしては昨年のリオ五輪中継のテーマ曲「Hero」や、97年と98年に歌唱した「CAN YOU CELEBRATE?」を要請しているが、安室は、自分のベストパフォーマンスを見せるため新曲を希望。そのため、交渉が難航してしまっているというのだ。

 それでも、NHKは万が一出演が決まった時のため、タイムテーブルに20分の余裕をもうけているという。

「正直、なかなかNHKは譲らないし、安室は出演してもメリットがない。昨年も条件面が合わず、安室は出演しなかった。その“反省”を生かして、NHKは最大限譲歩すべきなのだが…」(音楽業界関係者)

 出演条件をめぐっての両者の“綱引き”は続きそうだ。

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