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仕事激減で餓死者も? 売れない芸人の明日はどこにあるのか

 東日本大震災の影響で、お笑い芸人は厳しい状況に立たされている。

 お笑い芸人と一口に言っても、収入の差はバラバラ。月収が1億円を超える人もいれば、ひと月を7千円程度で過ごしている芸人もいる。

 そして、今回の地震によって、売れない芸人の収入は想像以上に酷いことになっている。

 自称芸能通のYさんは、今回の地震によって若手芸人が次々に廃業していく姿を見ているという。

 「彼ら(売れない芸人)にとって死活問題なのは、活躍する場の消滅。収入源が絶たれるのはもとより、自分の芸人としての目的意識を失った人も多い」

 Yさんの話では上京者、特に東北出身者の芸人で、自分の生まれ育った街が続々と倒壊していく様を見て、「笑いを提供する」ということに対し自信をなくしている者もいるという。

 地震の前後で芸人の生活はどう変わったか? モノマネ芸人として全国を廻っているFさんに話を伺ってみた。

 「僕の主な収入源は営業だったのですが、地震以降キャンセル続出で、めっきり仕事がなくなってしまいました。今までは毎日のように仕事がありましたが、スケジュールは空っぽで、明日も何もないです。日本全国自粛ムードで、世の中が芸人を求めていない感じです。もちろん、テレビとかに出てる人なら話は別かもしれませんが…」

 この取材から数日後、Fさんは久々に地方から営業の依頼があったが、被害の出た東北地方からの仕事は今もない。Fさんは自分の収入が3分の1以下になるのを覚悟しているという。

 今までギリギリの中で生活していた芸人は、本当に辛い状況に追い込まれている。さらに、彼らの主な食物であった菓子パンやカップラーメンが買い占めによって一時期姿を消した影響で、本当の意味で死にかけた芸人もいるとのこと。

 我々が芸人と一緒に笑える日はいつ来るのか?

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