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<オリックス>続投発表の福良監督、“苦手”楽天相手に打ち守り勝つ!

▽20日 オリックス 8-4 楽天(Koboパーク宮城)
オリックス7勝15敗 観衆 22,907人

 試合前に福良淳一監督の続投が球団から正式発表されたオリックス。楽天との今季最後の仙台2連戦は、試合開始直前に降り出した雨の影響で、試合開始時間を30分遅らせて行われた。

 オリックスは序盤から楽天の高卒ルーキーで先発の藤平を攻めあぐねていたが、3回に安達が先制タイムリーを放つと、5回も死球で出塁した大城の好走塁もあり、安達のタイムリー、駿太のライト線を破るタイムリースリーベースで2点を追加する。6回には楽天のエラーからさらに1点。7回にはこの回から変わった西宮からロメロが第24号3ラン、8回にはマレーロの第17号ソロで7点差に突き放す。

 投げては先発したエース金子千尋が、5回と7回以外は毎回ランナーを背負い、6回にはペゲーロに第26号ソロを浴びたものの、7回を127球、6安打、7奪三振の好投。後を継いだ近藤と平野が楽天打線の一発攻勢にやられたが、オリックスが4点差を守り抜き、福良監督続投発表のニュースに花を添えた。金子はチームトップの12勝(7敗)。

■福良淳一監督 一問一答

ーーきょうは打線が良かったが?

「そうですね。先制できたのが良かった」

ーー途中で足を使う場面もあったが?

「うん。大城と安達、駿太。あそこら辺がそういうのを出してますよね」

ーー金子は?

「まあ要所は締めてたんじゃないですか。良かったんじゃないですかね」

ーーバックの守りもかなり良かったのでは?

「そうですね。大城にしても、安達にしても助けられましたね」

ーー(楽天打線の)最後が怖いですね。

「怖い。それはありますね」

ーー7点リードがある中で、近藤と平野を使ったのは怖さがあったから?

「8回は近藤で締めてもらおうかなと思ってたんですけどね。その後、また9回を考えようと思ったんですけど、あそこは平野に行ってもらいました。まあ金子はよく投げたと思います」

ーー終盤のロメロの一発は大きかったのでは?

「大きいですね。ロメロ、マレーロ。あそこで一発打ってくれてね。ロメロはこれで良くなることを期待してます(笑)」

ーー大城、駿太と続投会見の時に話していた若手が頑張っていたが?

「ここから続けていかないとですね。そんなとこやないですか。はい」

■選手談話

金子千尋投手
※先発7回を6安打、1失点の内容
「回の先頭バッターを出すと、どうしても守備の時間が長くなりますので、リズムも悪くなってしまいます。そういう中でも、ランナーを出してからは粘り強く投げられたと思いますし、中盤まで0で抑えられたことはよかったと思います。ただ、6回に打たれたHRは悔しいです」

安達了一選手
※3回1死3塁からレフトへ先制タイムリーヒット
「いいところに飛んでくれました!とにかくなんとかしたいと思っていましたので、タイムリーになってくれてよかったです!」
※5回2死2塁からライトへタイムリーヒット
「追い込まれていましたし、バットに当てたらなんとかなると思って、気持ちで打ちました!いいところに落ちてくれてよかったです!」

駿太選手
※5回2死1塁からライト線を破るタイムリースリーベースヒット
「ランナーが1塁だったので、強い打球で野手の間を抜いて、なんとかいい形で後ろにつなぐことを考えていました!打ててよかったです!」

ステフェン・ロメロ選手
※7回2死1、2塁からレフトスタンドに飛び込む24号3ランホームラン
「打ったのはストレート。打席の中で最初はストレートに合わなかったけど、少しずつ修正して、最後はしっかりと合わせることができたよ!」

取材・文・写真/どら増田(オリックス番ライター)

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