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やっぱり騙された私が悪いの? 黒服に1800万円貢いだカリスマキャバ嬢が陥った“結婚”の二文字

 その道15年のカリスマキャバ嬢が、ボーイの若造に1800万円騙し取られる…そんな事件が起きたのは、今を去ること3年前の夏。

 被害者女性は、『某ミスコンテスト』で女王の栄冠を手にしたこともある、秋本真理子さん(仮名・33歳)。当時の輝きは若干衰えたものの、オンナとしての円熟期を迎えた現在は色気に磨きがかかり相も変わらずの人気ぶり。むしろ年齢と共にお相手出来る層も広く熱くなり、太い客をガッチリ掴んでいるヤリ手なのである。
 そんな真理子さんが害を被ったのがあろうことか“結婚詐欺”。1800万円騙されたというのだから、にわかには信じがたい。

 事件当時、新宿の『K』で働いていた真理子さん。そこで新入りのボーイになぜか好意を…。
 「彼は大学生のバイト君で、とにかくカワイイの。だから物を上げたり、ご飯食べさせたり、何くれとなく可愛がってたの。彼、筋が良かったから、ノイローゼで失踪した別のボーイの変わりに、付け回しを任せられることになったの。可愛がって来た甲斐あって、フリーのお客に接客できる機会も増えた」
 ボーイのえこひいきな付け回しのおかげで、1か月の指名本数は350本から420本にパワーアップ。
 これにはすっかり気をよくした彼女、エッチこそ許していないものの、ボーイに対する“愛”は日増しに強くなっていった。

 そこへボーイが、遂に“本領発揮”。詐欺師十八番の「人生相談」を彼女に持ちかける。
 「僕、このまま大学行っても学費払えないし、退学しようと思うんです。うち親父が小さい頃死んじゃって。秋田の実家には高校受験を控えた妹と、まだ小学生の弟がいるし、母親は病気がちで働くに働けないし。大学は諦めて、この店で一生懸命働いて、何とか母親と妹たちをラクにしてあげたい」
 この話を聞いて普通どう思うだろうか。
 「ビンボーなんだから、最初から大学行かないで就職しろよ!」と容赦ないツッコミが入りそう。本当にあった貧乏話とは思えない、というのが普通の感想だろうか。

 しかし、普段は口八丁手八丁を演じていても、いやそれだからこそ、他人の演技を受けなれていないキャバ嬢。しかも、手駒としても、お気に入りの男の子として寵愛を注いで来た相手である。100%感情移入し、「カワイソ〜」と…。
 こうなるともうドン底。自己顕示欲が強いキャバ嬢たちは、“弱い男を引っ張るのが好き”。ベテランキャバ嬢といえどもご多分に漏れず…。
 「私と付き合おう。2人で秋田の実家を支えよう!」
 となってしまったのだ。

 実はこのボーイ君、年齢だけは本当だが、17歳頃から結婚詐欺師として、その筋では有名な輩だった。大学生というのも秋田出身も真っ赤なウソ。両親は川崎の実家でピンピンしている。
 彼の目的はハナっから金持ちキャバ嬢をタラシ込んで、金をゲットすることだけだったのだ。

 一方の真理子さん、10歳年下の彼を手に入れ、我が世の春を謳歌していたのだが、フト気がついたことがある。
 「私も31かあ、そろそろ結婚しなくちゃって。それに、彼がテレビを見ながら、子供ってかわいいよね…なんて言うから意識しちゃって。私からプロポーズ。“私の人生、あなたに託します。全財産1800万円あるので、2人で共通の口座を開こう”って…」
 翌朝、銀行でボーイ名義の口座を開設。全財産1800万円を入金した。カリスマキャバ嬢の12年の血と汗と涙を預けたのだが、その翌日、ボーイは拉致されたかのように、忽然と姿を消してしまった。洋服もアクセサリーも置きっ放し。これこそ詐欺師のバックレの常套手段である。

 金と男を一挙に失った真理子さんは卒倒。1か月間「自分探しの旅」と称し、全国をさすらったという。
 いまだその傷は癒えないであろう。真理子さんに現在の心境を聞いて見ると、
 「今のところ、キャバ嬢の結婚詐欺被害額では、私が業界ナンバー1でしょうね!」
 業界歴15年の条件反射なのか、ナンバー1という部分を強調し、むしろ得意気? 

*写真は本文とは関係ありません

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