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フレディ・マーキュリーとカップヌードルのCM

 最近、日清カップヌードルのCMで、今は亡き英国ロックバンドQueenのリードボーカル、フレディ・マーキュリーが元気な姿を見せているのに心驚かせているファンも多いのではないでしょうか。

 私もフレディのファンでして、彼の姿がテレビCMに登場したときは、思わず懐かしさに見入ってしまいました。

 このカップヌードルに使用されている曲は、フレディが1985年に発売したソロアルバム『Mr. Bad Guy』に収録された「I was born to love you」という曲です。この曲はこの後、Queenのアルバム『Made In Heaven』に収録されています。画面で若かりしフレディが舞う姿は、Queenを知らない世代にも大きなインパクトを与えたことだと思います。

 世紀のボーカリスト、フレディ・マーキュリーは英国人ですが、彼は純粋なアングロサクソンではなく、英国領タンザニアで生まれたパールシーと呼ばれるペルシャ人でした。そのためにフレディは有色人種として、若い頃にかなり苦労をしたようです。口髭を携えるフレディは、まるでペルシャの王のように見えます。

 フレディは日本を愛し、度々忍びで日本へ来ていたと聞きます。彼の部屋には日本の焼き物が沢山置かれていたということです。

 フレディがエイズに感染したのは、1985年に日本に来日した時だといわれています。彼がエイズ感染を知ったのが1986年頃だといいます。当時エイズは奇病として恐れられていました。不治の病としてエイズに感染した多くの著名人の命を奪っていました。

 現在はエイズ薬の進歩により、もしかかったとしても、エイズは死を意味する病気ではありません。初期で発見されれば、エイズは進行を止めることができます。フレディの晩年を知るファンにとっても、この頃のフレディの姿は実に輝しい姿だと思います。彼は1991年11月24日にエイズに伴う肺炎で死亡しています。

 時代を超えたフレディの姿は、まさに永遠の存在かもしれません。

(藤原真)

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