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刺青がこわいメジャーリーガー

 MLBのイカつい男達を挙げみよう。そう、刺青メジャーリーガーたちのことである。

 いきなりだが、左の首元にデカデカと漢字をあしらった模様を彫っているのが、アリゾナ・ダイアモンドバックスのライアン・ロバーツ。イチローとオールスターで1,2番コンビを組むメジャーきってのスイッチ・ヒッターであるブライアン・ロバーツとは別人だ。
 キャリア2割5分程度の選手だが、「せめてテレビカメラから見えないところに彫りなさい」というように運営からも叱られそうな墨のイカつさは、別格のインパクト大。

 背中一面に「金さんか」とツッコミを入れたくなるほどの立派な武士と大蛇…いわゆる“和彫り”が荘厳且つカラフルに描かれているのが、2009年NY優勝パレードの際松井秀喜の隣にいたユーティリティー・プレイヤーのエリック・ヒンスキー。
 地元紙のインタビューに「祖母が亡くなったのをきっかけに腕に彫ったが、中毒になった」「奥さんからは、『自分の体だから好きにしたらいい』、と理解を得ている」等々のコメントを残している。

 超一流も負けてはいないのが、メジャーのすごいところ。昨年のアメリカン・リーグMVP男、テキサス・レンジャーズのジョシュ・ハミルトン外野手は、両腕を長いサポーターで覆ったスタイルがクール。ところがその下にはイカツい刺青が隠れている。
 アルコールとコカインでいったんは人生を棒に振りかけた彼がMVPにまで昇り詰めたことは、一躍アメリカ人にとってのヒーローのひとりとなったことを意味する。

 番外編としては、なぜかセクシーな金髪美女が野太い腕いっぱいに彫られているのが、元メジャー・リーガーのスコット・スピージオ。地元紙によると、飲酒運転、ひき逃げその他の罪でカージナルスを解雇され、引退している。そんな破天荒な男に似つかわしいスキャンダラスな墨、といえるだろうか…。

 なお実際の評判はというと、

 「MLBも含め、多くの有力なスポーツ界で、子供の夢、ということに対して、刺青の存在は特に悪影響とまでは考えられていない。いっぽう、ソフトバンクのカブレラ選手は、球団から腕のタトゥーについて、サポーター等でなるべく隠すようチームからの指導を受けていて、もちろん新たに彫ることも禁止の身。Jリーグでも刺青禁止ではないので、日本球界だけが特に、海外と比較しての意識の差があります」(スポーツライター)
 というところのようである。

 すると例えば、日系の96マイルシンカー投手、ブランドン・リーグのような豪快な墨男(彼は全身に彫っている。刺青というよりは、彫り物と呼ぶべきか。)に対しては、素直にテレビの前で皆でわいわい楽しんで観るのが、メジャー流の観戦術か。

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