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貫地谷しほり、伊藤淳史、松平健、キャストが豪華過ぎるおせんべいのCM

 「一個でもニコニコ 三幸のあられ・おせんべい」のキャッチフレーズで親しまれている三幸製菓のCM。2010年1月から流れている『三幸劇場〜三つの幸せ物語〜』はゆるい演出ながら、予告編と本編全6話とも、人気映画監督の井筒和幸のメガホンによるドラマCMだ。貫地谷しほり、伊藤淳史、松平健、田中好子、笹野高史、三毛猫と、とんでもない豪華なキャストが出演している。その訳は?

 おせんべい屋の長女・三幸雪乃(貫地谷しほり)とその父、2代目・三幸則夫(松平健)、母・三幸幸子(田中好子)、祖父、初代・三幸一徹(笹野高史)、雪乃の愛猫・あられ(三毛猫)の家族と、彼らにやさしく(?)迎えられる雪乃の婚約者・煎餅剛(伊藤淳史)を追った「幸せ物語」のストーリー。新婚旅行に出た雪乃と剛がパスポートを忘れて家に戻ってくるラストの第六話「結婚式のあと」編が現在放送中だが、公開中の乱暴な喧嘩映画「ヒーローショー」の井筒和幸の監督とは思えないほのぼのした演出だ。

 毎月変わるこんな豪華なCMをつくってしまう三幸製菓は米どころ新潟県に所在し、ここ数年10〜50億円も業績をアップしているスゴイお菓子メーカー。主力はもっぱらせんべいやあられなどの米菓だ。小麦粉高騰の折、米粉が主原料の方が安定的なのだろう。ここの商品は地味だけど安くてなかなかおいしいので、スーパーや100円コンビニなどを中心に毎日多種大量に出荷されている。記者の机の引き出しにもサラダ、堅焼き、柿の種とヘビーローテーションでお茶うけとして常備されているが、一個一個の個別包装で値段のわりにガサもあるので、いくつか買って、オフィスや訪問先の差し入れとしてもとても重宝する。その辺の使い勝手の良さが売れてる秘訣かもしれない。

 不景気を背景にすると、喫茶店に行かなくなって家や会社でお茶したり、高給菓子よりも安くて手軽なお菓子が売れるといった現象が起き、それに見合った企業努力で大きくなった三幸製菓。だが、同地区にある亀○のあられおせんべいやら、甘いものも得意なブル○ンなんかに比べるといまいち企業名が知られてない。だから、有名人を起用した派手なCMを打ってきたのだろう。

 それにしても、イメージ的にはお菓子など食べそうにない松平健を、いつ何時も(娘の結婚式の後でも)おせんべいを食べているお父さんにキャスティングするなんて、面白すぎる。*メーカーのHPに全話アップしてあるので、まとめてみてみると話がよく分かるよ。(コアラみどり)

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