「現在放送中の『ネプ&イモトの世界番付』は視聴率低迷で打ち切りが決定しました。視聴率絶好調の日テレにとって、唯一の改編となる目玉番組で、テレビ&芸能界が注目しています」(放送作家)
内容は、真実かウソか分からない難問を○×で答えるクイズ番組。他に千原ジュニアやオリエンタルラジオの中田敦彦らが進行役として参加する。もっとも、アヤパンの起用を巡っては当初から日テレ内でも大揉めに揉めていたという。
「一番はフジ退社後、他局のバラエティーに初登場するのが日テレということ。彼女を起用することでフジテレビのイメージアップになってしまい、日テレが損をするという考えです。もう一つはアヤパンが所属するフォニックスはフジの資本も入っていること。日テレの制作体制情報が漏れてしまうのを上層部は危惧したんです」(芸能事情通)
事実、アヤパンといえば『平成教育委員会』や『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』など、計4本のレギュラー番組すべてがフジテレビというまさに絵に描いたようなフジッ子。そして、もう一つの問題は結婚した“ゆず”の北川悠仁が抱える身内問題だ。
「新興宗教の教祖である北川の母が、息子の悠仁を正式な後継者として指名するという話がまことしやかに飛び交っているんです。もちろん新教祖になった後も音楽活動は継続する予定ですが、アヤパンにとってこの話はマイナス以外の何物でもない。このこともフジ以外の番組出演を控えていた理由でもあるんです」(大手広告代理店幹部)
そんな状況下にもかかわらず、日テレはアヤパンの起用を決断した。その決め手となったのがリーズナブルな出演料だったという。
「アヤパンの出演実績が日テレにないため、言い値の交渉で始まったのですが、最終的には1本たったの50万円で承諾したんです。フジは最低でも80万円〜。しかも潜在視聴率も10%超えです。彼女がここまでダンピングに応じたのは視聴率好調の日テレに賭けたということ。古巣のフジはまだこの先、10年は立ち直れないと言われている。正直な話、今後は日テレで他のレギュラー番組も獲得する作戦です。すでに事務所移籍も囁かれていますから…」(テレビ関係者)
いずれにせよ最終的に問われるのは番組視聴率。果たしてアヤパンは、日テレに潜り込めるか!?