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小説家の名前を知っていないと恥ずかしいボーダーライン

 村上春樹を知らない人はあまりいないだろう。でも、「唯川恵」といわれて、誰? という人も多いのではないか。“知っていないと恥ずかしい最近の小説家の名前”のボーダーラインを考えてみたい。

 浅田次郎? 知ってるよ、という余裕のあなたには、こんな声が。

 「難しい質問です。書店員と一般の方で認知度はかなり変わってきますが、《本屋大賞》を獲った作家のうち推理小説家の伊坂幸太郎を知らない書店員はおそらく皆無です。今、読者さんにも浅田次郎氏と同じくらい人気があるかもしれませんね」(新宿の大型書店・文芸担当店員)

 別の店員に聞いてみると真っ先に挙がった名前が、冲方丁。2010年の本屋大賞受賞者だ。

 「ライトノベル作家の人気筆頭に上がるのが、冲方丁です。新刊は、飛ぶように売れます。ユリイカで対談もやっていますね」


 女性作家はどうか。角田光代、小川洋子…あ、桜庭一樹。でアノ芥川賞の金原ひとみと綿矢りさの2名の若い女子を挙げ撃沈する筆者に、

 「では、中島京子はどうでしょうか。(笑)2010年の直木賞受賞者ですが、どちらかといえば男性作家の台頭がめざましい昨今、抜群に人気のある女流作家さんですね」(新宿・別の大型書店女性店員)

 うーん、恥ずかしい。まるで羞恥プレイである。

 最後に、男性作家、というほかに今の人気の傾向などはあるのだろうか。日販の社員に尋ねると、

 「現在、漫画ではなく、小説が原作のテレビドラマが主流です。中で、海堂尊は…」
 チーム・バチスタ云々、と聞かされて、「あーあ、はいはい」と生返事する情けなさよ…。

 皆さんの作家に関する知識はいかがだっただろうか。

【訂正】「うぶかたとう」さんの漢字が間違ってました、正しくは「冲方丁」です、訂正してお詫び致します。

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