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盗人・中国狩り 銀座・新橋… 夜に蠢く中国系違法風俗店を一斉摘発指令

 「動くな警察だ! 外国人登録証を見せろ!」
 10月2日午後9時40分頃、東京・銀座の高級中国人クラブ『ゴールド』に、警視庁城東署の警官と東京入国管理局の係員など10数人が雪崩れ込んだ。この摘発劇で、無許可でホステスをしていた女子大生(27)ら、4人の中国人女性らが入管難民法違反容疑で逮捕されたのである。
 「ここは経営者も中国人で、座ってウン万円という会員制クラブ。摘発のきっかけは、『在籍する女性全てが不法就労』とのタレコミがあり、警察が内偵の末に逮捕に踏み切ったようなのです」

 夕刊紙記者はこう語るが、一部では「昨年暮れから銀座で多発する昏睡強盗対策に警察が動いた」と見る向きもあり、銀座界隈は戦々恐々としているのだ。
 もっとも、これは氷山の一角でしかないようだ。小誌が掴んだところによれば、「近々、警視庁が違法営業するパブや風俗店の一掃に本腰を入れる」との情報があり、今後大規模な摘発劇が繰り広げられる可能性が高まっているのだ。

 警視庁詰め記者が言う。
 「実は、件の昏睡強盗事件などを重く見た警視庁が、銀座、新橋を中心に違法な店舗の一斉摘発に乗り出すようなのです。これが実行されれば、数の多い中国系が筆頭となるのは必至。そのため一部では、『中国の蛮行に怒り心頭の石原都知事の露骨な意趣返しでは?』とももっぱらなのです」

 実際、こうした影響からか、銀座・新橋界隈の夜の風景は激変している。銀座では、わずかに通りに中国人ホステスが立つものの、摘発を警戒してか積極的な勧誘は行っていない様子。きらびやかなドレスをまとったホステスが、妖しい目つきで良い客を物色する姿が目に付くばかりだ。
 一方、新橋では中国系の客引き女性がわんさか。あちこちで「オ兄サン、マッサージ、ドウデスカ」「30分3000円」などの声が飛び交うものの、実情は閑古鳥が鳴いている状態なのだ。

 新橋の違法マッサージ店の関係者がこう嘆く。
 「警視庁が違法風俗の摘発に乗りだす話は何度か聞いた。ただ尖閣問題以降、客足が激減。一時は女の子を休ませたりもしたが、背に腹は代えられないため、今では危険を承知で客引きをさせているのです」

 ちなみに、中国人系の違法風俗の摘発は、すでに仙台や福井市でも行われている。今後、全国的な広がりを見せる可能性も高そうだ。

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