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全日本プロレス 船木10年ぶりプロレス電撃復帰

 6月10日の「ムトーの日」に開催された全日本プロレス「武藤祭」(東京・後楽園ホール)で超ド級の因縁対決が電撃決定。武藤敬司のデビュー25周年記念大会となる8・30両国国技館で武藤、船木誠勝(ARMS)組VS蝶野正洋(新日本プロレス)、鈴木みのる(パンクラスMISSION)組が行われることが発表された。

 「対抗戦」や「同窓会」とは違う、まさに「夢のカード」としか言えないビッグな顔合わせを実現させた武藤社長。その敏腕ぶりは今大会にも如実に発揮されていた。
 今大会の主役である武藤はこの日、まずは“第3の化身”黒師無双を約6年ぶりに復活させて観客の期待をあおると、続くF-1タッグ選手権では神奈月との「ダブル武藤」でモノマネ芸人たちと対決。客席を笑いの渦に包み込んだ上、7度目の王座防衛に成功した。
 すると、今度は一転、“悪の化身”グレート・ムタとして登場し、イスを使った凶悪ファイトで観客を震え上がらせたところで、最後に社長・武藤として登場。すでに祭りのフルコースを堪能して満腹状態になっていた観客の前に“最高級のデザート”として船木を呼び込むと、客席のボルテージは最高潮に達した。

 武藤、船木、蝶野は1984年に新日本に入門した同期であり、船木と後輩の鈴木はUWF、パンクラスと行動を共にした元同志。それぞれ団体も進む道もバラバラとなった4人が1つのリングに集まるというのは、25周年記念大会ならではの奇跡といえる。
 当時、15歳で新日本の門を叩き、「オレ以上に天才と言われてた」という船木の素質を以前から高く買っていた武藤は、「プロレスの長所を味わってもらいたい」と早くも継続参戦をラブコール。
 一方、「やりがいのある相手」と何かと縁の深い対戦チームへのライバル心に燃える船木は「今は両国の1試合しか考えてない」と、この一戦に自身の25年間のすべてをぶつける覚悟を示した。

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