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日米通算4000安打達成目前のイチローに大ピンチ到来!

 日米通算4000安打達成目前のヤンキース・イチロー外野手(39)が、絶体絶命のピンチに陥った。

 7月末のトレード期限を前にした7月26日(日本時間27日)、ヤンキースはカブスからイチローのライバルとなるアルフォンソ・ソリアーノ外野手(37)を獲得したのだ。ソリアーノは元広島で、01〜12年まで12年連続で20本塁打を放っている長距離打者。今季はカブスで、93試合に出場、362打数92安打17本塁打51打点、打率.254の成績を残していた。

 そのソリアーノが加入したことで、ヤンキースの外野陣は競争が激化した。現状はイチロー、ブレット・ガードナー外野手(29)、ソリアーノの3人がスタメン起用されることが多い。枠から外れたバーノン・ウェルズ外野手(34)は指名打者に回るケースが増え、正指名打者のトラビス・ハフナー内野手(36)は控えに甘んじている。

 このままの状態が続けば、大きな問題はないのだが、5月に左手小指を骨折して戦線離脱中の主砲、カーティス・グランダーソン外野手(34)が、そろそろ復帰の見込みとなったようだ。

 昨季43本塁打のグランダーソンが戻れば、スタメン固定は間違いなく、指名打者の枠を含めても、誰か一人がさらに控えに回らざるを得なくなり、イチローの出場機会が激減してしまう恐れがある。

 今季、故障者続出のヤンキースは現在、ア・リーグ東地区の4位と低迷している。プレーオフへの出場権を獲得するためには、今後厳しい闘いが待ち受けており、個人成績や過去の実績などに左右された選手起用はできなくなる。

 あと14本(8月2日=同3日=現在)と迫った4000安打の達成は、遅かれ早かれ時間の問題だが、ヤンキースの戦力補強で、イチローはベンチウォーマーになってしまうかもしれない。
(落合一郎)

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