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全日本プロレス 諏訪魔 幻の技完成へゴリマッチョ“チェンジ”

 全日本プロレス8・30両国国技館大会で“帝王”高山善廣の持つ三冠ヘビー級王座に挑戦する諏訪魔。現在は打倒・高山に向けて肉体改造に着手するなど、至宝奪還に向けて盤石の態勢を整えている。両国での大一番を前に“新生”諏訪魔をアピールすべく、明日26日の「2009サマーアクションシリーズ」開幕戦(後楽園ホール)で行われる三冠前哨戦(諏訪魔、河野真幸VS高山、鈴木みのる)で、帝王狩りデモを敢行するというが…。

 8・30両国大会で王者・高山からの至宝奪還を狙う諏訪魔。今春から肉体改造に取り組んでおり、準備にぬかりはない。
 4・29後楽園ホール大会で行われたGURENTAIとの全面抗争で敗れ、みのるに三冠王座挑戦権をさらわれた際、「レスラーとしての体を追求するためには、ひとまわり絞らないとベースが出来ない。内面から自覚を持たなきゃいけないし、外見も変えなきゃいけない」と“チェンジ”を決意したという。
 食生活では、夜8時以降の食事、炭水化物の摂取を控えている。練習メニューは「武藤塾」でおなじみの江崎グリコ・桑原弘樹氏(全日プロコンディショニングコーチ)に師事してハイレップストレーニング(※)を学び、120キロから12キロの減量に成功した。

 ただ、これはあくまでも第一段階。「ここからいかに筋肉をでかくしていくかだね。スピードとパワーの両立。最終的には110キロオーバーで勝負をかけるんじゃないかな」と、決戦までの1カ月で“ゴリマッチョ”ボディーを目指すという。
 とはいえ、これからは地方でのツアーが控えており、トレーニングになかなか時間を割けなくなってしまう。そこで、諏訪魔は試合と並行しながらの肉体改造に着手。まずは開幕戦で高山相手に“試し切り”を行うという。
 7・5金沢大会で組まれた直接対決では、必殺技のラストライドが不完全に終わり「完成されていない部分が出たね」と悔しさを残しているだけに、今回は高山相手に発射される可能性は大。
 それだけではない。スピードとパワーが両立している技といえば、諏訪魔のドロップキックだ。ドロップキックは大一番でしか使用しない幻の技。それだけに本番で使えるかテストする意味もある。
 「このまま次のステップに進みたいね」。己を完全体に一歩近づけるため、三冠奪取へ向け強烈なデモンストレーションが発動するか。

◎ハイレップストレーニングとは
 重量を増やして体に負荷をかける従来の方法とは異なり、重さは一定で回数を増やしていくというトレーニング法。ウエートの重量を増量することによるケガのリスクなどを回避でき、合理的にトレーニングを進めることが出来る。また、乳酸を蓄積させることによる筋肉肥大が近年科学的に証明され、注目を集めている。桑原氏は同トレーニングをより明確化し、19日にゴールドジム湘南神奈川で初披露。40回→インターバル(10秒以内)→30回→インターバル20回→インターバル→10回と合計100回で1セットとなっている。

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