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噴出する吉本騒動で仕事急増、裏方転身が成功したM-1・R-1芸人

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画像はイメージです

 今年、吉本興業は激震だった。

 6月には、雨上がり決死隊・宮迫博之とロンドンブーツ1号2号・田村亮を中心とした闇営業問題が明らかになり、7月には岡本昭彦代表取締役社長ら経営陣が芸能史上最長と言える6時間記者会見を実施。現在は、レギュラー番組を13本も抱えていたチュートリアル・徳井義実が税務申告漏れを理由にすべての活動を自粛中だ。

 令和元年の芸能ニュースは、吉本のドタバタ騒動を幾度となく報じた。特需につなげた者も少なくない。インタビューマン山下は、そんな1人だ。

 「『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)で一時期、レギュラー状態になった山下さんは元吉本芸人。2度目の解散となった11年まで、お笑いコンビ“ジャリズム”のツッコミ担当でした。元相方は、“世界のナベアツ”として一世風靡した渡辺あつむ、現・落語家の桂三度さん。山下さんは、コンビの解散2年後に『山下本気うどん』という讃岐うどんをメインにした店をオープンしましたが、この出店資金500万円ずつを貸してくれたのが宮迫さんと今田耕司さん。いわば、宮迫さんは恩人なのです」(芸能記者)

 借りた資金は、わずか2年で完済している。現在は、フリーの芸能記者として『女性自身』などで活動しているため、「グッディ!」に何度も出演できた。

 元相方の桂三度はナベアツ時代、ピン芸人日本一決定戦『R-1ぐらんぷり2008』で3位の好成績を収める実力派。落語家転身後の13年大会にも、桂三度で決勝舞台を踏んでいる。

 「R-1」ファイナリストで、芸人から書き手に転身した者は多い。07年ファイナリストで、ナベアツと同じ08年大会でも準決勝まで残った大輪教授は芸人引退後、大輪貴史として構成&放送作家に転向。脚本・企画も手掛ける一方、アンジャッシュやオアシズ、アンタッチャブルや東京03ほか多くの人気芸人が所属している、プロダクション人力舎が運営するお笑い養成学校・スクールJCAの講師も務める。

 JCAの講師は実に豪華だ。人力舎所属の元コンビ芸人・エレファントジョンの森枝天平もいる。こちらは『THE MANZAI 2014』のファイナリストだ。さらに、元ビシバシステムで、現在は俳優の住田隆もいる。異色なところは、元吉本のコンビ芸人・ハリガネロックだったユウキロックだ。

 「ハリガネロックは、メジャーになる前の『M-1グランプリ2001』の準優勝コンビです。お堅いNHKにお笑い革命を起こした伝説のネタ番組『爆笑オンエアバトル』(NHK総合)の第4代チャンピオンでもあります。腕のあるコンビだっただけに、14年の解散を関西芸人は惜しみました。ちなみに、ユウキロックさんは、ハリガネロック結成前、ケンドーコバヤシさんと“松口VS小林”というコンビを組んでいました」(先の芸能記者)

 『芸人迷子』(扶桑社)という名著も生んでいるユウキロック。現在もピン芸人として吉本に籍を置きながら、人力舎、松竹芸能、ホリプロのタレント育成スクールの講師を務める。今年4月に、およそ12年間交際していた一般女性と結婚した。

 R-1、THE MANZAIからM-1まで。芸人予備軍を支える元芸人たちの輝かしい高実績。来月、令和初の『M-1グランプリ2019』が開催されるが、この中にも講師のタマゴがいたりして…。

(伊藤由華)

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