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陸上自衛隊員がネットカフェで女子学生に体液ぶっかける

 まさに、トホホな事件が起きた。

 広島県警安佐南署は10月17日、インターネットカフェの個室に侵入し、女性に体液をかけたとして、建造物侵入と準強制わいせつ容疑で、陸上自衛隊大津駐屯地所属の1等陸曹の男(36=滋賀県大津市際川)を逮捕した。

 1等陸曹は「記憶にない」と容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は、5日午前2時55分頃、広島市安佐南区のインターネットカフェで、他人の個室に侵入し、寝ていた専門学校の女子学生(21)の肩に、自分の体液をかけたとしている。

 同署によると、女子学生が気付いてとがめたが、1等陸曹は料金を精算して店を出た。店員が店の外でいったん取り押さえたが、逃走した。

 入店時に運転免許証を示しており、店内の防犯カメラの映像などから、1等陸曹を割り出して捜査していた。体液のDNAも一致しているという。

 1等陸曹は大津駐屯地の勤務だが、この日は休暇を利用して、広島市内の実家に帰省中だったもよう。

 陸上自衛隊大津駐屯地の広報室は「事実関係が確認されれば、厳正に対処したい」とコメントしている。

 最近、自衛隊員の不祥事が相次いでいるが、国を守るべき立場の者が、ネットカフェで寝ている女性に、体液をぶっかけるなど言語道断の行為。否認している段階だが、事実であれば、厳正な処分が必要であろう。
(蔵元英二)

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