search
とじる
トップ > 社会 > 障がい者による専用サイト 「あす街プロジェクト」が始動、記者も大募集!

障がい者による専用サイト 「あす街プロジェクト」が始動、記者も大募集!

◆ソーシャル・エンタープライズ伊藤専務に聞く
 「日本を変えるのは身近な善意から」

 心身にハンディキャップのある方に朗報です。4月1日より 、株式会社ソーシャル・エンタープライズのサイトがリニューアルされます。
 同日より「あす街プロジェクト」という障がい者のメルマガネットワークが始まります。あなたも、派遣記者となり、記事を書いてみませんか。
 以下、同社・伊藤専務に聞く社会貢献のあり方の未来形です。

 「街は、人に優しくあるべきだと思います。障がい者に優しい街とは、障がい者目線で情報を発信しないと、実現しません。街のここをこうしてほしい、私の街のここがすばらしい、どんな情報でも構いません、障がい者として、記者になりませんか」

 ここで言う、障がい者とは、身体、知的、精神の三大障がいに限りません。どんなハンディキャップでも構いません。あなたの想いが、何十万人の心を打つかもしれないのです。

 皆さんの苦しみを乗り越えた体験が、周りの人に生きる希望を与えるかもしれません。
 皆さんの書いた文章が、絶望の淵にいる人を救うかもしれません。

 注意事項としては、批判的なネガティブな表現ではなく、建設的な前向きな意見を希望するとのこと。これからの時代を生きる子供たちに、私たちが残していけるものは何なのでしょうか。

 「私たちは、どんな状態で生まれてきたとしても、生きてきた証を立てて、これからこの世に少しでもお役に立っていける存在ではないでしょうか。
 生まれてきたときは、誰でも祝福されて生まれてきたと思います。その、貴重な機会を、棒に振ることはありません。
 一部のエリートのために、世の中があるわけではありません。一方的に強者と弱者が分かれ、一握りの人のために、周りが犠牲になる、そんな世の中であってはならないのです。むしろ、力のある人は、周りのお役に立つべきではないでしょうか。そういう世の中に、変えていかないといけないのではないでしょうか。
 どんな非力で、無名な人でも、周りに影響を与えられます。それがこれからのネット社会だと思います。朝日新聞や読売新聞の受け売りではなく、むしろそういう人が書かない情報にこそ意義があるのです。あなたの、その立っている場所の、生の情報がほしいのです」
 
 と、伊藤専務は熱く語ります。

 日本が今後発展していくために必要なのは、有名大学出の政治家でも、大金持ちの力でもありません。今まで苦しんで、それでも必死に明日を信じてがんばっていく皆さん一人ひとりの想いと体験ではないでしょうか。

 今回、東日本で、大変な震災がありました。でも、その現地で実際に活動している方の想いは、なかなか報道されません。現地のハンディキャップのある方が、どんな状況に置かれているのか、皆でシェアしませんか。薬が手に入らなくて苦しんでいらっしゃる障がい者もいるかもしれないのです。

 あす街プロジェクトの記者になりたいと思う人はいませんか。「ハンディキャップを持っている」といわれる人たちから、ムーブメントを起こしましょう。
 記者といっても、別に特別なことではなく、「うちの施設でこういうイベントがありました」でもいいのです。記者の条件として必要なものは

・本名(匿名希望可)
・ペンネーム
・現地写真(文章が書けない人は画像情報だけでも可)
・所在県名

 まずは、下記アドレスまで! あなたの善意を待っている方が必ずいます!

あす街プロジェクトURL
http://www.mamafes.jp/_pc/asumachi.php

問合せは
株式会社ソーシャル・エンタープライズ 伊藤
ito@social-enterprise.co.jp
HP http://www.mamas-heart-club.com (4月1日HPが改定され、新HPとなります。このHPアドレスは4月30日まで有効です)

 最後に、さまざまな社会問題に造詣が深い、山口敏太郎先生の、以下の言葉を添えさせていただきます。

 車椅子の視線でこそ、見える社会がある。
 見えない目だからこそ、見える真実がある。
 聞こえない耳だからこそ、聞こえる声がある。

(山口敏太郎事務所)

関連記事


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ