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北野武監督、次回作は戦国時代か 本人はやる気満々も最大の不安は“相棒”?

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ビートたけし(北野武)

 毎年恒例の「第28回東スポ映画大賞」の授賞式が24日、都内のホテルで行われ、審査委員長を務めるタレント・ビートたけしが出席。北野武監督として手がける次回作について言及したことを、各スポーツ紙が報じている。

 「たけしは昨年3月にオフィス北野から独立。パートナーとされている愛人の女性と設立した会社が窓口だが、昨年は長年続けて来た東スポの連載がほとんど掲載されなかったこともあり、『東スポ映画大賞』の開催自体危ぶまれていたが、なんとか開催できたようだ」(芸能記者)

 各紙によると、この日の『東スポ映画大賞』で、17年公開の監督作「アウトレイジ 最終章」が、昨年レンタルDVDランキング1位を記録したことでTSUTAYA特別賞を受賞した。壇上でベールに包まれていた新作について、「大河終わったら久々に時代劇を撮りたい」と宣言。時代劇は03年の映画「座頭市」以来となるが、出演中のNHK大河ドラマ「いだてん」の出番が終わる12月以降に着手すると表明したというのだ。

 たけしによると、戦国時代を描く予定で、すでに時代考証を始めているのだとか。「馬は今でいうポニーくらいの大きさで、武将も150センチくらいだった」と当時の実寸を明かし、「リアルを追求すると今考えるような合戦シーンができなくなる。時代考察とか言われても」と厳しい意見が出ることに早くもクギを刺していたという。

 「03年に公開された北野版の『座頭市』は興収28・5億円を記録しヒットした。ただ、以前は映画製作のプロデューサーを元オフィス北野社長の森昌行氏が担当し北野監督を全面的にサポート。しかし、森氏とは決別してしまっただけに、以前のようなクオリティーをキープするのは難しそうだ」(映画業界関係者)

 人気の高い戦国時代の作品をどう描くかが注目される。

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