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これでいいのか? ヤワラちゃん

 第22回参院選(7月11日投開票)が24日、公示され、17日間の選挙戦がスタート。民主党から比例代表で出馬した柔道五輪金メダリスト谷亮子氏は選挙事務所近くの東京・麻布十番の商店街での第一声。気になって聞いてみると、水色のジャケットに白いパンツ姿で、「柔道で培った力を国政で生かしたい」などと訴えたが具体的な政策には一切触れず。

 5月の出馬会見では議員活動とロンドン五輪を目指すことを宣言。“二足のわらじ”をはくことに対し、各方面から「甘くない」などと批判が噴出している谷氏だが、一体、国会で何をしたいのか?
 「スローガンは『国に力を、子供たちに未来を』。有権者に配布するうちわに書かれている『取り組む政策課題』3つあって、『お母さんが社会参加しやすい国をつくる』、『スポーツを通じて健康な国をつくる』、『安心して暮らせる国をつくる』といずれもどこかで聞いたことのあるような内容ばかり。2児の子育て、各地の候補者の応援で日帰りで全国を回ったり忙しくて政策の勉強するヒマがなかったのでは」(政治担当記者)
 谷氏は五輪に5回出場し金メダル2個を獲得した一流のアスリートなんだから、「五輪金メダルの報奨金を1億円にします」、「メダリストが食いっぱぐれない環境を作ります」なんて政策をかかげればアマチュアスポーツ界から絶大な支持が得られるはずだが、得意じゃない分野での勝負は避けるべきだろう。

 麻布十番の後は、なぜか武蔵小山と戸越銀座の商店街を練り歩きながら街頭演説をこなしていたが、思ったほど足を止める人はいない。“ヤワラちゃん人気”は思ったほどでなかっったが、谷氏は笑顔を振りまきながら有権者と握手を交わしていき、戸越の商店街のテキトーなところで終了。選挙戦初日は午後5時前に活動を終えていた。
 そんな谷氏をメディアでことごとく批判を繰り返している、自民党から比例代表で出馬した女優の三原じゅん子氏は第一声で「子育てをして、オリンピックもやりたくて、政治もやりたいというのは失礼」と痛烈批判したが、なんだか、三原氏に納得させられてしまうのは気のせいだろうか?

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