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未来のスターは誕生する? 『青春高校3年C組』は秋元康×敏腕P×テッパン構成の、最強の布陣

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中井りか

 月曜から金曜まで、毎週夕方に放送しているバラエティ番組『青春高校3年C組』(テレビ東京)の視聴率が芳しくないようだ。4月5日放送の「おぎやはぎのメガネびいき」(TBSラジオ)で小木博明が、特に「10代は(視聴率)0%くらい」と自虐的に冗談を放って話題となった。

 同番組は、日替わりでお笑い芸人をメインMC(番組では「担任」)に据え置き、通しレギュラーとしてサブMC(番組では「副担任」)の中井りか(NGT48)、若手お笑いコンビ・ノブナガもレギュラーの「教育実習生」として素人の学生たちをまとめていく学園バラエティ。今月16日に半同棲スクープが報道され、生徒へと降格してしまったが、良くも悪くも、奔放な発言で中井が話題を作っている印象が強い。

 類似番組は過去にも例がある。秋元康が企画として関わった『夕焼けニャンニャン』(フジテレビ系・1985年スタート)は、レギュラー出演者こそ複数いたが、当時の若者に圧倒的な人気を誇っていたのは「とんねるず」と「おニャン子クラブ」の二大スターだった。また、『今田耕司のシブヤ系うらりんご』(フジテレビ系・1995年スタート)では、通しレギュラーの今田に加えて、ナインティナインや極楽とんぼなど当時、勢いのある若手お笑い芸人が日替わりでメインMCを担当。同番組をサポートした“うらりんギャル”からは、爆笑問題・田中裕二と結婚した山口もえや、俳優でタレントの谷原章介の妻・三宅えみを輩出した。

 こうした変遷の中でスタートした『青春高校3年C組』だが、過去の類似番組とは何が違うのだろうか。

 番組のプロデューサーである佐久間宣行氏は、日経エンタテインメント2018年7月号のインタビューの中で、「(現在のテレビの常識からすると)10代の子たちと毎日番組を作っていくなんて、テレビでできるのはたぶんこれが最後」と自覚している。だからこそ「集まっている子たちの人生が変わるかもしれない瞬間を大切に」したいと語っている。バブル期に比べて少子化が進んでいること、問題があればすぐSNS上で炎上するリスクは、過去に経験したことがないものだろう。

 「佐久間プロデューサーは、もともと『ゴットタン』(テレビ東京)を手掛けて知名度を上げました。番組スタート当時は、“テレ東でバラエティなんて大丈夫?”との不安の声があった中、番組を10年以上も続く人気番組へと押し上げた開拓者です。常に情報収集を欠かさないことで有名で、彼の番組から有名になったアイドルやお笑い芸人、舞台俳優も少なくありません。挑戦し続ける姿勢が評価されて、特に芸人さんからは圧倒的な支持を受けています。だからこそ、『青春高校3年C組』のメインMCに豪華なメンバーを集めることができたんです」(芸能ライター)

 決して手を抜かず、情熱を持って視聴者や出演者が本当に楽しいと思える番組を制作し続ける佐久間プロデューサー。ここにヒットメーカー・秋元の力も加わっているとなれば、この番組からも未来のスター誕生を期待してしまう。番組が打ち切られる可能性はないとは言えないが、記憶に残る番組として最後まで走り続けてほしいものだ。

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