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「この仕事を40年以上やっているのですが」三浦友和が撮影に悪戦苦闘!

 WOWOW連続ドラマW「トクソウ」の完成披露試写会が23日、都内で開催され、俳優の吉岡秀隆、真飛聖、三浦友和、河合勇人監督が登壇した。

 「トクソウ」は、これまで秘密のベールに包まれていた捜査機関「特捜検察」を描く社会派サスペンス。「特捜検察」は、ロッキード事件(1976)やリクルート事件(1988)など大規模な汚職事件を摘発する一方、近年は、冤罪事件や証拠改ざん、虚偽報告書作成など信じがたい事件も明らかになっている。これまで描かれることのなかった検察庁内部の知られざる実態を描いた検察小説を元にドラマ化し、5月11日(日)から毎週日曜夜10時に放送(全5話、11日の第1話は無料放送)。

 あいさつに立った吉岡は「ニュースで『特捜部』という言葉を見ていたので、その中身を覗き込むような感じでドキドキしました」と脚本を読んだ時の感想を紹介。「視聴者へしっかり伝えなければと思いました」と撮影に臨んだ意気込みを語った。

 特捜部の中で、吉岡と対決する役柄の三浦は、「この仕事を40年以上やっているのですが」と撮影中の苦労を語った。贈賄や収賄、裏金などを、セリフですべて説明するといい、「75パーセントに縮小コピーしたミニ台本をポケットに入れていました」と明かし、笑いを誘った。(竹内みちまろ)

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