夏目は、日本テレビの局アナとして将来を大いに期待されたが、恋人とベッドで戯れた“コンドーム写真”が流出。その後は仕事を干され、3年前の1月に日テレを退社しフリーに転身するものの、「二度と日テレに戻れないのでは」と言われていた。
「ところが、去年の4月に日テレの看板番組『真相報道 バンキシャ!』でキャスターとして復帰した。日テレは過去、バラエティー番組『今夜は最高!』で、夏目の事務所に所属するタモリのプライドを傷つけ打ち切ったという貸しがあり、それを夏目の起用で返したのです。タモリに協力してもらうほど、事務所が夏目に力を入れているということですよ」(制作会社プロデューサー)
日テレに次いで、今度はTBSが夏目を大抜擢するわけだが、これにも理由があるという。
「夏目の事務所とTBSの蜜月関係は聞いたことがない。その背景には、こちらも同じ事務所の堺が、視聴率低迷が続くTBSのドラマを『半沢直樹』で挽回した“半沢効果”があると言われているのです」(TBS関係者)
『半沢直樹』は最高視聴率42.2%を記録したことで、無名に近かった脇役も知名度がアップする“半沢効果”もあったほどで、続編も期待されていた。
「主演の堺がウンと言わない限り続編は難しいとみられていたのですが、夏目が抜擢されたわけですから、これは堺が事務所への恩返しで了承したことを意味する。つまり、夏目は堺のバーターなわけです。『半沢直樹』で夏目はドラマの舞台になった東京中央銀行のポスターで登場していましたが、続編では本格的に女優デビューする話まであります」(大手プロ関係者)
タモリ、堺に支えられた夏目は、事務所イチ押しどころか今年のテレビ界のイチ押しに化けそうだ。