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計画停電の不公平に足立区と荒川区が激怒!

 3月14日にスタートした東京電力の計画停電。地域により、不公平が生じていることはリアルライブで報じた通り。

 そんななかで、東京23区で唯一、広域に実施されている足立区と、一部地域が対象になっている荒川区が、ついに怒りの声を上げた。

 両区は22日に共同で会見を開き、足立区・近藤弥生区長は「本来であれば、停電の対象地域を広く設定し、1地域あたりの停電時間を短縮する方が、合理的かつ公平でありますが、現実には、対象地域を狭め、継続的に3時間、場合によっては1日6時間という停電をしいることは、誠に遺憾であります」とコメント。
 両区の区長は、計画停電の必要性は十分認識し、協力する意向であるとしたうえで、「計画停電は特定の区や地域に限定して行われている。対象地域の変更についても、事前の説明が一切なかった」と、東京電力を厳しく批判。両区はすでに、東京電力に対し、要請文を渡したことを明らかにした。

 計画停電開始当初は、世田谷区、北区、練馬区、杉並区、板橋区、大田区、目黒区等の一部地域も対象エリアとなっていた。ところが、23区内の対象エリアは徐々に減っていき、22日17時半発表の資料によると、足立区の広域と、荒川区の町屋1〜8丁目、東尾久7、8丁目のみとなっており、両区の怒りは当然のこと。

 誰がどう見ても不公平なエリア決め。経済活動への影響を懸念するのであれば、オフィス街をはずせばいいのであって、住宅地まで除外する必要はない。足立区、荒川区の叫びに東京電力はどう答えるのか?
(蔵元英二)

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計画停電の不公平 不満爆発の声も
http://npn.co.jp/article/detail/92336194/

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