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M-1グランプリに物申していた島田紳助

 今年、記念すべき10回大会が開催される、若手お笑いコンビの漫才日本一を決める「M-1グランプリ」だが、今年でその歴史に幕を閉じる可能性が浮上しているというのだ。

 「つい最近のことだが、もともと大会を企画し、実行委員長をつとめる紳助が決勝ラウンドを毎年生中継しているテレビ朝日に関係者に『とりあえず、10回目を区切りにして、一度終わりにしよう』と突然言い出したという。理由は年々、優勝コンビの実力が下がっていることやマンネリ化など」(テレビ局のお笑い番組関係者)
 そう考えるのには、紳助の漫才に対する熱い思いがあるようだ。
 「紳助はせっかく優勝したものの、その後、漫才に真剣に取り組まず、安易にテレビに出まくってその後低迷するコンビもいて、M-1の視聴者が失望してしまわないか真剣に悩んでいるようだ。テレ朝の関係者に話す前にはM-1立ち上げ時から紳助の考えに賛同し審査員もつとめているダウンタウンの松本人志にも相談したようだ」(同)

 たしかに、歴代の優勝者をみても優勝後、漫才を売りにしているのは第1回の優勝者である兄弟漫才コンビの中川家ぐらい。第2回以降の優勝者であるますだおかだ、チュートリアルらはバラエティー番組を中心に活動し、ほとんど漫才はやらず。第8回で優勝したNON STYLEに至っては「ファイナルラウンドで2位だったオードリーと3位だったナイツは大ブレークしテレビに引っ張りだこ。それに対して『NON STYLE』はM-1優勝の肩書きがなければお呼びがかからなかっただろう」(放送作家)というが、関係者の間でもM-1に対しては様々な批判があったという。
 「M-1では紳助が“天皇”。昨年の大会では、おととしまで審査員をつとめていた大竹まことがある件で紳助の逆鱗に触れ審査員を外された。また、ある大物お笑い芸人が関西ローカルのラジオ番組で『M-1はどこの事務所かで優勝が決まっている』など舞台裏を暴露したこともあった」(ベテラン芸能記者)
 決勝大会の視聴率は関東地区では20%、関西地区では30%を超える人気コンテンツ。大会終了はテレ朝にとっては大きなダメージとなりそうだが、大会の“天皇”である紳
助が物申したとあれば誰も反論できないだろう。

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