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ベルリンで栄冠を手にした黒木華って誰?

 仏・カンヌ、伊・ヴェネツィアと並び世界三大映画祭と位置づけられている独の「第64回ベルリン国際映画祭」の授賞式が行われ、日本からコンペティション部門に唯一出品されていた山田洋次監督の公開中の最新作「小さいおうち」に出演する女優の黒木華が、日本の歴代受賞者で最年少となる最優秀女優賞(銀熊賞)を獲得したことを各メディアが大々的に報じている。

 各スポーツ紙の記事になどによると、海外の映画祭初参加となる黒木だがまったく物怖じせず、ステージ上では「グーテン・アーベント(こんばんは)」とドイツ語で切り出し、「まさか、この場所に立てるとは思っていなかったので、ドイツ語をもっと勉強してくればよかったと後悔しています」と銀熊賞のトロフィーを手にし、冗談を交えながら堂々とあいさつすると、場内からは割れんばかりの拍手が巻き起こったという。

 審査員からは「女性が活躍する作品が多数あったが、黒木さんの演技力が群を抜いていた」と最大限の賛辞を送られたというが、黒木はこれまでどんな女優人生を歩んできたのか。

 まず、名前の「華」は「はな」ではなく「はる」と読む。大阪府生まれの現在23歳で、京都造形芸術大芸術学部映画学科俳優コースで演技を学び、在学中の10年、演出家の野田秀樹氏の舞台で女優としてのキャリアをスタートさせた。

 11年公開の「東京オアシス」で映画初出演したが、昨年は「草原の椅子」、「舟を編む」、「シャニダールの花」、「くじけないで」の4本に出演し、各映画賞の新人賞を総なめにした。来月には出演作「銀の匙 Silver Spoon」が公開される。

 また、吉高由里子主演の3月31日から放送されるNHK連続テレビ小説「花子とアン」には吉高演じるヒロインの妹役で出演するが、朝ドラの撮影をこなしながらも今後映画のオファーが殺到しそうだ。

 「かなりプロ意識が高く、黒木華のキャラを押し出すのではなく、あくまでもその作品ごとの役の特徴を出すことを心がけるという若い女優では希有な存在。息の長い女優になりそうだ」(映画関係者)

 今後、凱旋帰国会見が行われることになりそうだが、報道陣が殺到しそうだ。

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