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あら-1GP 初代王者はバターぬりえ

 8月31日に都内で、『あらびき団presents あら-1グランプ2013 supported by ソフトバンクモバイル 〜売れずに終わってもつかみたい称号がある!?〜』の決勝戦がおこなわれ、敗者復活枠から勝ちあがった女性ピン芸人・バターぬりえ(20歳)が、初代王者に輝いた。

 レフト藤井こと藤井隆と、ライト東野こと東野幸治が、あらい芸を持ったパフォーマーたちを紹介していくTBS系列『あらびき団』。2011年に終了したが、昨年、『ナマイキ!あらびき団』となって、よしもと動画サイトのYNNと、CSのTBSチャンネルで復活した。

 今トーナメントは、本番中に東野が、冗談半分で口にしたことで、具現化。984組の応募者から、オーケストラシンガー、ギャルズ、クロスバー直撃、シソンヌ、庄司智春、ハブ、ハリウッドザコシショウ、螢(とろサーモン久保田withフクロトジ川口)、増山緑、室田夫妻、メグちゃん、ヲタルら12組の渾身VTRが勝ちあがっていた。さらに、当日になって敗者復活枠が設けられ、東野が抽選ボックスから8組を引き当て、ロバートやしずる、キンタロー。といったメジャーどころのVTRも流された。

 東野個人による審査の結果、Aブロックはハブ、Bブロックはメグちゃん、Cブロックは庄司、敗者復活枠からバターが勝ちあがり、ファイナルラウンドに進出。初の栄誉を手にしたのは、今春大阪NSCを卒業したばかりの芸歴1年目、バターだった。

 優勝映像は、大阪の女子高生が、風に吹かれる巨大なつけまつげを追いかけていたかと思うと、キャッチ。まぶたに近づけ、「つっけれるか〜い!」とツッコむ内容だ。あらかじめ2本目のVTRを用意していたハブ、メグちゃん、庄司と異なり、敗者復活枠は“1本勝負”。にもかかわらず、2度も同じ映像を観た客席、MC席、さらにファイナリストが待機していた控室も大爆笑。

 終了後に開かれた記者会見では、「バターぬりえさんのフォロワーが、すごい勢いで伸びてるそうです(笑)。レフトくんが調べた結果…」(東野)、「鼻毛大学、鼻毛学科卒業だそうです」(藤井)と、“未知なる新人”の情報が続々。東野は、「お笑いは下火じゃないかというのも聞きますが、バターさんの勢いを突破口にしていただいて、『R-1ぐらんぷり』も獲って2連覇。スターになってほしい」と、エールを送った。しかし、本人は生配信を見ていないことが、会見中に発覚。

 緊急で寄せられたメッセージ「ニコニコ(動画)、見てませんでした。ツイッターで何百件か連絡が入って知りました。今日、からあげパーティーをしようと思っていましたが、ビックリして動けなくなっております」が、藤井から代読されると、無名芸人に大敗を喫した庄司は、「妻は(実家の)北海道で見てる。今日のためにYNNの会員になったのに、バターは見てない!」と、怒りをあらわにした。

 文字どおりの大どんでん返しとなった初回大会。前日(8月30日)には『キングオブコント2013』の決勝進出8組が、翌日(9月1日)には『THE MANZAI2013』の認定漫才師50組が発表され、その合間となった『あら-1』。「おそらく(『あら-1』は)スポーツ新聞に載らないと思いますが、みなさんのペンの力で、なんとか盛りあげてください」と東野。来年開催については、「前向きに検討中」(運営スタッフ)だそう。(伊藤雅奈子)

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