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成り振り構わずジャニーズの“低視聴率コンビ”を起用したTBS

 「SMAP」の香取慎吾と元NEWSの山下智久が10月からスタートする連続ドラマ「MONSTERS」(TBS)で初共演することが各スポーツ紙で報じられた。

 それぞれジャニーズ事務所の先輩・後輩にあたる香取と山下だが同ドラマが初共演。香取は慇懃(いんぎん)無礼で、警視庁一変わり者の捜査1課刑事役、山下は超セレブの御曹司で、正義感にあふれた同課新人刑事役という凸凹コンビを演じ、オリジナル脚本で1話完結のストーリーになるという。

 「刑事のコンビものといえば、舘ひろしと柴田恭兵の『あぶない刑事』シリーズ、水谷豊と寺脇康文、及川光博、そして成宮寛貴と“相棒”が変わっている『相棒』シリーズはドラマが人気で映画化されるなど大当たりしたが、ほかの刑事コンビものはなかなか当たらない。TBSは安易にジャニーズファンを視聴者として取り込もうと2人にコンビを組ませたこともありそうだが、4月クールのドラマで関ジャニ∞の錦戸亮主演の『パパドル!』が平均視聴率8.2%と大コケしたため、ジャニーズに大きな“貸し”ができたため、最近、人気が低迷している山下はジャニーズのゴリ押しでねじ込まれたようだ」(テレビ関係者)

 とはいえ、香取、山下ともにこれまでTBSの主演ドラマでコケている“低視聴率コンビ”。
 「香取は09年に『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に主演し、平均視聴率9.3%。にもかかわらず、なぜか昨年映画化され、興行収入は8億程度とこちらもコケた。山下は今年1月クールの『最高の人生の終り方〜エンディングプランナー〜』に主演し平均11.1%と振るわなかった」(同)

 そんな2人の初共演とあっても、このところテレビ業界でゴールデンのドラマ視聴率の「合格ライン」と言われている平均13%超えは微妙なようだ。

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