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小塚桃子ゴルフ連載(17)第三部・100を切るゴルフ実践編「パー5コースの攻略法(ヘッドアップ・実践編)」

 皆さん、新年明けましておめでとうございます。2015年も宜しくお願い致します。

 初打ちはいつですか? 私はお仕事の関係で未定ですが、今月中には何とかコースに立ちたいと思います。

 新年初めは年末から引き続き「パー5」について。「パー5」は本稿で終了なので、恒例の実践編を交え、よくある失敗談である「ヘッドアップ」についても綴っていこうと思います。

 まず、ヘッドアップについてご紹介しますね。何度も書いていますが、このホールは誰しも飛距離が気になります。ドライバーで目一杯のショットを打ち、飛距離を稼ぎ、最悪でもパー…。これが一般的な考え方です。この考え方については、私なりの見解があるので、それに関しては前回・前々回で確認して下さい。

 それはさておき、飛距離を意識するとボールの行方が気になります。そうするとインパクト時から顔がボールを見ていない…ボールは足元、顔は遠く250ヤード先…心が控えめになっていない。アドレナリンが出ている証拠ですね。ただ、この手の話は一般的。改善策としてはとにかくスコアを意識しない事。パーで上がろうとしないで、ゆったりとプレーしましょう。

 パー5は、プロ・セミプロではない限り基本、大叩きするホール。しかも100切りを目論んでいるプレーヤーにとっては鬼門ですね。

 私の知り合いに100切りを目指しているコがいるのですが、彼女はパー5ではすごく叩く。10打、11打は当たり前です。で、必ずと言っていい程、彼女はヘッドアップする。力んでヘッドアップするため、ボールは大きくスライス。第2打で飛距離を出そうと焦って打つので今度はボールが遥か彼方へ…この悪循環で大叩きします。足元のボールだけを見る事…集中する事です。

 アウトに2ホール、インに2ホール、パー5がありますが、一番厄介なのはホールアウト目前にあるパー5。大体、スコアが気になるところで、欲を出して大叩きして終わるというのが通例です。ここは諦めて最終のパー4で巻き返しを狙った方が効率がいいです。

 私はゴルフを始めたばかりの頃にとんでもない失敗をしました。何と18ホール目がパー5。ここをパーで上がれば100切りが達成する…という緊張する場面でした。パーだと99。ボギーだと100…。やはり“100を切ったー!”と言いたい場面です。緊張しました…。

 右に池があり、絶対にそこにはボールを入れたくない。そこで私は「とにかく左に打って行けばいいや」という結論に達したのです。クラブをいつもよりもかぶせて打ちました。結果、緊張のあまりかぶせ過ぎて打球は左に…。「池に入らなかっただけいいじゃない」と思えれば良かったのですが、普段よりも距離が出ていないことに焦りを感じた私はセカンドで距離を出し、ここで一気に畳み掛けようと思ってしまい…案の定、距離が気になりヘッドアップ。ボールは低空飛行でコース脇の木に直撃。それも、木のド芯に当たるアクシデントです。跳ね返ってきたボールは私を超え、後方にあるバンカー内に落ちました。

 そのバンカーも普通に打てば楽に出せる程の傾斜でしたが、ここでも100切りが頭をよぎりヘッドアップ…結局、バンカー内で3回も同じミスを犯し、試合終了。11打を叩いて、100どころか110くらいのスコアになりました。

 因みにバンカーにハマっていた時、先生から「今日は100、切れないね」と言われたのですが、そう言われて緊張がホグレ、その直後、普通に打ったら、綺麗にバンカーからボールが出ました。そればかりか、最後のグリーンも完璧でした。

 緊張して力んでしまうこと、ボールの行方が気になりヘッドアップしてしまうこと…仕方の無い事かもしれませんが、平常心を忘れず心にゆとりを持つ事が大事ですね。

小塚桃子オフィシャルブログ「季節はずれのももリンダ」 http://ameblo.jp/koduka-momoko/ 

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