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慶應OBらがマハラジャで80年代に戻るダンパを開催

 何かと話題になることが多い慶應義塾大学の出身者であるが、2月19日には東京都港区の六本木マハラジャに卒業生が集まり、「80年代に戻ろう」を合言葉にダンスパーティーを開催する。ダンパは「KEIO BOYS & GIRLS DANCE PARTY AT MAHARAJA」と題し、14時半から17時までの予定である。

 マハラジャは、80年代に一世を風靡した伝説的なディスコである。ミラーボールやレーザー光線、お立ち台、黒服などバブル経済期の象徴となっている。ゴージャスな内装や服装チェックなど、従来のディスコにはなかった高級感に満ち溢れていた。

 「たらこスパゲティ」「五目焼きそば」「きゅうりサラダ」など料理に凝っていた点も特徴である。ハニートースト(はちみつトースト)にバニラアイスを添えるなどフードの組み合わせにも趣があった。マハラジャはバブル崩壊とともに下火になったが、昨年11月2日に六本木マハラジャで再オープンした。

 ダンパは1990年の卒業生が中心の企画である。学生時代がマハラジャ全盛期であったバブル世代である。マハラジャでは大学のイベント系サークルによる貸し切りイベントなども開催されており、入り浸っていた学生も少なくない。

 主催者側は300名程度の集客を見込み、各年代の卒業生にも声をかけている。また、聴きたいナンバーのリクエストも募っている。バブル世代が80年代の活気を復活させるイベントになりそうである。
(林田力)

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