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ダルビッシュ球宴落選の危機! 好成績なのに選出されなかったワケ

 7月1日(日本時間2日)、10日(同11日)に開催される米メジャーリーグのオールスター戦の出場選手が発表され、出場確実と思われていたダルビッシュ有投手(25=レンジャーズ)の名がもれた。

 1日(同2日)現在、ダルビッシュは16試合に登板、10勝5敗で、防御率3.59(リーグ14位)。レンジャーズが属するア・リーグでは、同僚のハリソンらが11勝で最多勝争いのトップを走っているが、ダルビッシュは1勝差で、これに続いており、オールスター戦選出は有力とみられていた。ところが、ふたを開けてみれば、ダルビッシュの名はなかった。

 いったい何が起きたのか? メジャー球宴への出場選手の選出方法は日本同様、ファン投票、選手間投票、監督推薦で決められる。ア・リーグの指揮を執るのは自軍のロン・ワシントン監督だが、あえてダルビッシュをメンバーからはずした。

 というのも、レンジャーズからは球団史上最多の7人が選ばれた。選考に当たっては、成績だけではなく、ポジションや他の球団とのバランスを考慮しなければならない。同軍の投手では11勝(3敗)を挙げている先発のマット・ハリソン、救援のジョー・ネーサンが選出された。ハリソンは勝利数、勝率、防御率のすべてでダルビッシュを上回っており、当然の選出。諸々のバランスを考えると、ワシントン監督はこれ以上、自軍の選手を選ぶわけにもいかず、苦渋の決断。この上、ダルビッシュまで選べば、それこそ、「えこひいき」と言われかねない。ワシントン監督は「ほかに選ぶべき素晴らしい選手がいた」と語っている。

 ただ、ダルビッシュの球宴出場が完全になくなったのかというと、そうではなく、まだいちるの望みが残っている。それは、最後の1人を選ぶインターネット投票。これは4日間の投票期間を経て、5日(同6日)に発表されるが、その対象選手5人のうちの1人にダルビッシュが選ばれた。他の4人はいずれも投手で、ジョナサン・ブロクストン(ロイヤルズ)、エルネスト・フリエリ(エンゼルス)、ジェイソン・ハメル(オリオールズ)、ジェイク・ピービ(ホワイトソックス)。この投票でトップになれば、球宴出場が決まる。

 ダルビッシュは「自分以外はいい投手ばかりで、すごくうれしい。あとはファンの方が決めることなので、ボクは静かにしています」とコメント。ワシントン監督は「最後の投票に勝つチャンスは十分にある」と話し、同僚のハリソンは「球宴にふさわしい選手。(最終投票で)選ばれるべきだし、それだけの成績を残している」と語った。

 文句ない成績を残しているダルビッシュだが、ファン投票である以上、必ずしも成績通りの結果が出るとはいえない。ダルビッシュは夢の球宴出場をファンの審判に委ねることになった。
(落合一郎)

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