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うちなんちゅやまとんちゅ〜沖縄身の丈見聞記〜5「正月は旧暦で」

 ハイサイ!
 本土の皆様、明けましておめでとう御座います。

 て言うか何で今頃正月の話&年始の挨拶なんだ、今年が終わるまでまだ10か月以上あるぞ、との突っ込みもあるでしょうが。沖縄では『ついこの間』正月を迎えた所だったので。
 
 本土から沖縄にやってきた筆者が、歴史や事件の舞台を追いかけ、沖縄の独自文化や日々のカルチャーショックのつれづれを綴っていく『沖縄身の丈見聞記』。そんな訳で今回は、沖縄のお正月についてです。

 現在、一般的な暦と言えばグレゴリオ暦、太陽暦こと所謂『新暦』です。勿論、沖縄でも日付などの基本的な暦は新暦に準拠しているのですが、伝統のある重要な行事は旧暦に沿って行います。…とは言え、近年では沖縄でも新暦の1月1日にお正月を祝うことが多くなっているようですが。
 ちなみに今年の旧正月は2月3日でした。

 沖縄の旧正月では本土のように門松を飾らず、また『火之神(ヒヌカン)』を祀る風習があります。『火之神』はいわゆる『かまど神』の事で、台所にあります。本土の神棚を思い出して貰えれば良いでしょうか(結構違いもあるのですが)。
 旧正月で特に必要な物が『火之神』へのお供え物でして、香炉等と共に『炭に昆布を巻いた物』や『橙』『盛り塩』等を3つずつセットでお供えします。

 あと、沖縄ではお正月にお節やお雑煮を食べる習慣がありません。これは沖縄在住の方々に、改めて旧正月について訊いて始めて知りました。
 お餅も食べない訳ではないんですけどね。
 沖縄では大晦日にソーキ等の肉料理を、明けて旧正月にはいなむどぅちや中身汁を食べるそうです。正月からがっつりスタミナがつきそうですね。

 沖縄本島は糸満などでは、新暦よりも旧暦のお正月を祝う風習が色濃く残っています。糸満ではこの時期になると、市場が大層な賑わいを見せるそうです。残念ながら今回は時間が無く、取材に行くことは出来ませんでしたが(※写真は那覇市の牧志公設市場近辺)、一度は昔から続く旧正月の雰囲気を味わってみたいものです。

(黒松三太夫 山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/

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